「ひろしまワンデイきっぷ」が2021年夏も販売されることになりました。利用期間は7月17日~9月26日の土日です。4~6月版に比べて200円の値上げとなりました。
3回目の発売
「ひろしま1デイきっぷ」は、2020年10月~12月に開催された「せとうち広島デスティネーションキャンペーン」の関連商品として発売されたのが最初です。2021年4月~6月にフリーエリアを広島県のほぼ全域に拡大して再販されました。
その利用期間は6月27日で終了しましたが、新たに7月17日から9月26日までの利用期間での発売が発表されました。価格は、おとなが200円値上げの2,200円。子どもは500円で据え置きです。
発売はJR西日本のネット予約「e5489」のみです。前回はみどりの券売機でも購入できましたが、今回はインターネット専用商品となりました。
「ひろしま1デイきっぷ」の概要
「ひろしまワンデイきっぷ」の概要は以下の通りです。
■発売期間
2021年7月12日~9月25日
※乗車日の1ヶ月前から1日前23:30まで発売。
■利用期間
2021年7月17日~9月26日の土日祝日
■発売箇所
JR西日本ネット予約「e5489」
■フリーエリア
下図の通り
■おもな効力
・広島自由周遊区間のJR線(快速・普通列車)の普通車自由席が乗り降り自由。
・利用日の最終列車まで利用可。
・別途特急券を購入すれば新幹線も利用可(福山~新岩国間)。
広島~福山往復がお得に
200円は値上げしたものの、広島県のJR線に1日2,200円で乗車できるというのはお得です。存廃が注目されるようになった芸備線方面へ足を運ぶのにも役立つでしょう。
広島~福山間の運賃が1,980円ですので、この区間を往復するだけでも十分元が取れます。新幹線も利用できますので、日帰りきっぷの役割を果たせそう。広島~三次(片道運賃1,340円)でも単純往復で元が取れます。広島~岩国(片道運賃770円)では元が取れません。
広島を拠点に県内のJR線に週末に乗るなら、まずは検討したいきっぷといえそうです。