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京都バス比良線廃止へ。「鯖街道」走る出町柳〜朽木学校前が運行終了

比良山系ハイカーの足

京都バスは、京都市の出町柳駅前と滋賀県高島市の朽木学校前を結ぶ10系統(比良線)を、2026年3月15日をもって廃止すると発表しました。鯖街道を走るロングランバスが姿を消します。

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「鯖街道」を抜ける登山バス

京都バス10系統は、京都市左京区の出町柳駅から、国道367号線、通称「鯖街道」を北上して滋賀県高島市の朽木学校前へと向かう、約43kmを走る路線です。

大原から鯖街道を経由して途中に抜ける唯一の路線バスです。といっても、春から秋の週末に、武奈ヶ岳など比良山系のハイカー向けに1日1往復が運行するだけで、実質的にはいわゆる登山バスでした。

京都バス比良線
画像:京都バス

 
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運転士不足で

京都バスによると、10系統は例年12月16日から3月15日まで冬期運休期間となっていました。春からの運行再開が待たれる時期となりましたが、運転士不足の解消のめどが立たず、運休期間の終了日をもってそのまま「廃止」となることが決まりました。

朽木方面へのバスは近年縮小が続いていて、堅田駅から細川への江若交通のバスもシーズン中の週末に1往復が運行するだけになっています。この路線が2026年シーズンも運行すれば、ハイカーの足は確保されそうですが、いまのところ、存廃についての告知はありません。(鎌倉淳)

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旅行総合研究所タビリス代表。旅行ブロガー。旅に関するテーマ全般を、事業者側ではなく旅行者側の視点で取材。著書に『鉄道未来年表』(河出書房新社)、『大人のための 青春18きっぷ 観光列車の旅』(河出書房新社)、『死ぬまでに一度は行きたい世界の遺跡』(洋泉社)など。雑誌寄稿多数。連載に「テツ旅、バス旅」(観光経済新聞)。テレビ東京「ローカル路線バス乗り継ぎの旅」ルート検証動画にも出演。