「えきねっと」が機能強化。Googleマップ連携、JR東海でも受け取り可能に

ダイナミックレールパックも拡充

「えきねっと」の機能が強化されます。Googleマップからチケットが購入できるようになり、きっぷはJR東海エリアでも受け取り可能に。ダイナミックレールパックは東海道新幹線も取扱い対象に加えます。

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Googleマップの経路検索で

JR東日本のインターネット予約サイト「えきねっと」の機能が、この春から強化されます。

まず3月29日に、Googleマップとの連携を開始。Googleマップで経路検索をすると、そのまま「えきねっと」できっぷを購入できるようになりました。

経路検索で表示されたルート詳細に、「チケットを購入」というリンクが表示され、クリックするとその乗り継ぎでのきっぷが購入できます。JR東日本エリア管内で完結する区間のみが対象です。

えきねっと連携
画像:JR東日本プレスリリース

JR東海エリアで受取開始

4月1日からはきっぷの受け取り範囲を拡大。これまで受け取りができなかった、JR東海の駅の指定席券売機で、「えきねっと」で予約したきっぷを受け取れるようになります。

受け取れるのは、無割引のきっぷ、乗継割引・往復割引が適用されたきっぷです。えきねっとで東海道・山陽新幹線などJR線のきっぷを通常価格で購入した場合などに、JR東海の主要駅の指定席券売機できっぷを受け取れます。

これにより、JR東海管内で完結する列車の指定席券をえきねっとで購入し、JR東海の駅で受け取るという利用法も可能になります。東海道新幹線はもちろん、「ひだ」「しなの」など、JR東海の在来線特急をインターネットで予約・購入しやすくなります。

ただし、紀勢線は津、松阪のみで受け取り可能です。高山線は美濃太田、下呂、高山、飛騨古川で受け取れます。

「えきねっとトクだ値」や「大人の休日倶楽部割引」「株主優待割引」といった、JR東日本オリジナルのきっぷや、企画きっぷ(おトクなきっぷ)、チケットレス乗車券などは受け取れません。これらのきっぷが行程の一部に含まれると、予約した全区間のきっぷが受け取れなくなります。

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ダイナミックレールパック拡充

「えきねっと」で購入できる「JR東日本ダイナミックレールパック」も、4月1日からリニューアルします。

これまで北海道から北陸までが対象エリアでしたが、4月1日からは東海、関西エリアも取り扱います。東海道新幹線と特急「ひだ」が新たな取扱い対象になりますので、首都圏から名古屋、京都、大阪、高山といったエリアへの宿泊旅行をするのに、「JR東日本ダイナミックレールパック」が利用できます。

申込期限も短縮し、指定席券売機で受け取る場合は、出発当日の往路列車発車時刻まで購入できるようになります(親権者同意書が不要の場合)。これにより、急な出張などでも、新幹線と宿をセットで予約して旅行しやすくなります。(鎌倉淳)

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