JR東日本の新幹線車両・E2系が、北陸新幹線から完全引退することになりました。すでに定期列車としての運用は終了していますが、2017年3月31日限りで、臨時列車としての運用もなくなります。信濃毎日新聞が報じました。
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JR東日本の主力車両
E2系は1997年の旧長野新幹線開業あわせて開発された車両で、高崎~軽井沢間の急勾配に対応しているのが特徴です。旧長野新幹線「あさま」のほか、東北新幹線「はやて」「やまびこ」、上越新幹線「とき」などでも利用され、JR東日本の新幹線列車の主力車両として活躍してきました。
2015年の北陸新幹線開業にあわせて、E7/W7系が同路線に投入されたことにより、東京~長野間のE2系車両の運用は激減しました。2016年3月26日のダイヤ改正で定期列車での運用が終了し、現在は多客期のみ臨時列車として走っています。
引退記念の団体臨時列車を運行
信濃毎日新聞2017年2月16日付によりますと、E2系は近く臨時列車としての運用も終了するそうです。現在は臨時「あさま」で運行しますが、2017年3月31日限りで引退し、北陸新幹線から完全に姿を消します。
E2系は、現在は東北・上越新幹線でも運用されています。両路線での運用終了の情報はいまのところありません。
JR東日本の旅行会社「びゅう」では、引退を記念して「ありがとうE2系あさま」というツアーを催行し、団体臨時列車を運行します。実施日は2017年3月25日です。
時刻表は以下の通りです。
長野07:48→上田08:00→佐久平08:10→軽井沢08:19→大宮09:09→上野09:28
(鎌倉淳)
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