横浜市営地下鉄ブルーラインの延伸ルートと新駅の位置が正式決定しました。あざみ野~新百合ケ丘間に4つの新駅を設置します。
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ヨネッティー王禅寺経由に
横浜市営地下鉄ブルーラインは湘南台とあざみ野を結ぶ40.4kmの地下鉄路線です。あざみ野から先、新百合ヶ丘まで約6kmを延伸する計画があり、2019年1月に横浜市と川崎市が事業化に向け合意していました。
その後、3つのルート案について検討が行われてきましたが、2020年1月21日に、両市がルートと途中駅の位置について合意したと発表しました。有力とされてきた市民施設「ヨネッティー王禅寺」付近を通過する東側ルートに正式決定しました。
2030年開業目標
上図のとおり、新駅は「嶮山」付近、「すすき野」付近、「ヨネッティー王禅寺」付近、小田急に接続する「新百合ケ丘駅南口」付近に設置します。「嶮山」と「すすき野」の詳細な駅位置は未発表ですが、地図を見る限り、すすき野ガーデンズ付近とすすき野2丁目交差点付近が有力とみられます。
整備区間の総延長は6.5kmで、概算事業費は1,750億円。横浜市交通局が第一種鉄道事業者として事業主体となります。2020年度から環境影響評価手続の作業を開始し、都市計画、鉄道事業法の手続を経て、早期の事業着手を目指します。
開業目標は2030年とされていますが、これは交通政策審議会答申の目標年次をそのまま記載したもので、実際の開業時期は多少前後しそうです。
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