JR東海の新型車両315系の投入スケジュールが明らかになりました。2021年度から5年にわたり、計352両が名古屋・静岡圏に投入されます。
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352両を製造
315系は、JR東海が22年ぶりに投入する新型通勤電車です。JR発足前後に投入した211系、213系、311系を置き換え、中央線、東海道線、関西線に投入します。2025年度までの5年間で720億円をかけ、352両を製造します。
その導入スケジュールが明らかになりました。製造を受注する日本車輌製造が公表したものです。以下の通りです。
・2021年度 56両(7編成)
・2022年度 56両(8編成)
・2023年度 120両(20編成)
・2024年度 64両(16編成)
・2025年度 56両(14編成)
名古屋地区先行か
最初の2021年度には、7編成56両を製造します。すなわち8両編成を7編成投入することを意味します。
2022年度は8編成56両で、8両編成が6編成、4両編成が2編成とみられます。最大投入となる2023年度は20編成120両ですから、8両編成と4両編成がそれぞれ10編成となるでしょう。2024年度の16編成と、2025年度の14編成は、すべて4両編成となる計算です。
まとめると、以下の通りです。
・2021年度 8両×7
・2022年度 8両×6、4両×2
・2023年度 8両×10、4両×10
・2024年度 4両×16
・2025年度 4両×14
最終的には8両編成が23編成、4両編成が42編成を予定しています。315系では2両編成は作られません。
8両編成を先に重点的に投入していくため、最初は名古屋地区で運行を開始し、その後、静岡地区でも随時投入していく形になりそうです。
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