東京~新潟間の上越新幹線の格安チケットを、2027年版として比較します。「とき」普通車指定席の通常価格は10,980円。新幹線eチケットや株主優待、期間限定の割引商品、旅行会社のツアーまで、安く乗る方法をご案内します。
東京~新潟の格安チケット
最初に、上越新幹線の東京~新潟間の通常価格と格安チケット、割引きっぷを、リストにしてまとめました。詳細は、記事の後半でご説明していきます。
| きっぷ | 価格 |
|---|---|
| 指定席通常価格(とき) | 10,980円 |
| 新幹線eチケット(とき指定席) | 10,780円 |
| 自由席通常価格(とき) | 10,450円 |
| 大人の休日倶楽部ミドル(指定席) | 10,230円 |
| 学生割引(とき指定席) | 9,790円 |
| 学生割引(とき自由席) | 9,260円 |
| 大人の休日倶楽部ジパング(指定席) | 7,530円 |
| 株主/JRE BANK優待割引(指定席) | 6,460円 |
| 株主/JRE BANK優待割引(自由席) | 6,270円 |
| トクだ値スペシャル28(指定席) | 5,390円※ |
| 日帰りツアー | 往復17,300円~(価格例) |
| 宿泊ツアー | 往復+宿泊20,400円~(価格例) |
※トクだ値スペシャル28は期間限定。2026年秋冬の設定価格で、2027年の設定は未発表です。株主優待割引は優待券を別途入手する必要があります。ツアー価格は2026年秋の価格例で、利用日や列車、宿泊施設により変動します。

列車名は「とき」
格安チケットの詳しい説明に入る前に、上越新幹線を利用する際の基本的なポイントをご紹介しましょう。
上越新幹線には「とき」「たにがわ」の2列車があります。このうち、東京~新潟間を走る列車は「とき」のみです。所要時間は、おおざっぱには2時間程度です。
「とき」普通車指定席の価格は、通常期で10,980円です。自由席は10,450円です。ただし、一部の臨時列車は全車指定席で、自由席がありません。
年末年始、ゴールデンウィークなどの最繁忙期は指定席料金が400円増し、3連休などの繁忙期は200円増し、オフシーズンの平日などの閑散期は200円引きになります。自由席は通年同額です。
以下では、東京~新潟間の新幹線の格安チケットを、順に解説していきます。
新幹線eチケット
上越新幹線を利用する場合、「新幹線eチケット」を使うのが基本です。JR東日本のインターネット予約サイト「えきねっと」で販売されています。
「えきねっと」は会員制ですが、年会費無料で登録できます。上越新幹線を利用する際には、会員になっておくといいでしょう。
新幹線eチケットを使うと、上越新幹線「とき」の普通車指定席が通常価格の200円引きで利用できます。
・新幹線eチケット(とき指定席) 10,780円
新幹線eチケットは、Suica、PASMO、TOICA、ICOCAなどの交通系ICカードを紐付けて利用します。紙のきっぷを受け取る必要はなく、ICカードを新幹線改札機にタッチするだけで乗車できます。
ただし、新幹線eチケットには「東京都区内」などの特定都区市内制度が適用されません。在来線に乗り継ぐ場合は、別途運賃が必要です。
トクだ値
上越新幹線の格安チケットとして定番だった「新幹線eチケット(トクだ値1・トクだ値14)」は、2026年9月30日乗車分をもって発売を終了しました。
これにより、東京~新潟間で通年利用できる、一般向けの早期購入割引はなくなっています。
ただし、期間限定の格安商品として「トクだ値スペシャル28」が設定されることがあります。
・トクだ値スペシャル28(とき指定席) 5,390円[設定時]
トクだ値スペシャル28は、新幹線eチケットの通常価格から50%割引となる商品です。東京~新潟間では、普通車指定席が5,390円で利用できます。
2026年は、10月14日~27日と12月7日~17日の平日乗車分に設定されました。2027年の設定は、今後の発表を確認する必要があります。
トクだ値スペシャル28の発売期間は、乗車日の1ヶ月前10時から28日前23時50分までです。利用できる列車、区間、座席数が限定されており、通常の指定席に空席があっても購入できない場合があります。
えきねっとで購入し、交通系ICカードを登録すれば、チケットレスで乗車できます。
JR日帰りツアー
往復の新幹線と観光施設の利用券などがセットになった日帰り専用の旅行商品(パッケージツアー)です。JTBや、びゅうトラベルなどが取り扱っています。
・新幹線指定席往復で17,300円~(価格例)
JR東日本のびゅうトラベルでは、2026年11月の東京~新潟間の往復新幹線と、新潟駅の土産物店で利用できる2,000円分の利用券をセットにした商品が、17,300円で掲載されていました。
片道あたりなら8,650円で、東京~新潟間を日帰り利用できるので、お得です。
ただし、利用日や列車によって価格は異なります。時間帯のいい列車を選ぶと、値段が高くなることもあります。
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宿泊パッケージツアー
宿泊をともなう旅行の場合、往復の新幹線と宿泊がセットになった旅行商品(パッケージツアー)を使えばお得です。
日本旅行の「JR・新幹線+宿泊セットプラン」、JTBの「ダイナミックパッケージMySTYLE」、びゅうトラベルの「JR東日本びゅうダイナミックレールパック」などがあります。
・新幹線指定席往復+ホテル1泊で20,400円~(価格例)
JR東日本びゅうダイナミックレールパックでは、2026年10月の東京~新潟間で、往復新幹線とホテル1泊がセットになった商品が20,400円で掲載されていました。
通常価格では新幹線を往復するだけで21,960円かかるので、それより安い価格で宿泊まで付いてくることになります。
ただし、ツアーの価格は変動します。利用する列車の時間帯や宿泊施設、予約時期によっても異なります。
こうした商品は、基本的にサイト上で予約・決済します。新幹線のきっぷは、駅構内の指定席券売機などで受け取れます。出発前日や当日まで予約できる商品もあります。
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自由席に乗る
もうひとつ、新幹線の基本的なルールとして、自由席に乗ると安くなります。
「とき」自由席の価格は10,450円です。指定席10,980円より530円(約5%)安くなりますので、簡単ですが効果的な格安旅行法です。
・「とき」自由席 10,450円
東京駅と新潟駅は始発駅なので、自由席でも座れることが多いです。ただし、混雑する列車では座れない場合もあります。上野、大宮から乗車する場合は、さらに座席確保の点で不利になります。
なお、一部の臨時「とき」は全車指定席です。自由席を利用する場合は、予約時や乗車前に確認してください。
上野駅を利用する
東京駅ではなく、上野駅を利用すると、少し安くなります。
上野~新潟間は東京~新潟間に比べて、特急料金が210円安くなります。普通車指定席、自由席ともに210円引きです。
・上野~新潟(とき指定席) 10,770円
・上野~新潟(とき自由席) 10,240円
ただし、東京発の列車を自由席で利用する場合は、上野駅からだと座れないこともあります。

JR東日本株主優待割引
上越新幹線の運営会社は、JR東日本です。JR東日本は株主向けの優待券を発行しており、使用すれば、上越新幹線を安く利用できます。
株主優待割引券(株主優待券)1枚につき運賃・料金が40%割引になります。東京~新潟間で新幹線eチケットを利用した場合、価格は以下の通りです。
・株主優待割引(ときグリーン車) 8,660円[要優待券]
・株主優待割引(とき指定席) 6,460円[要優待券]
・株主優待割引(とき自由席) 6,270円[要優待券]
上記は新幹線eチケットを利用した場合の価格です。紙のきっぷの場合、指定席は6,580円、グリーン車は8,780円となります。
株主優待券は金券ショップなどで購入できます。2026年秋時点では、1枚3,000円~3,500円程度で販売されています。
仮に3,200円で入手した場合、新幹線eチケットの指定席は合計9,660円、自由席は合計9,470円となります。
この場合、大幅な割引にはなりませんが、定価よりは安くなります。
株主優待割引は、トクだ値のような割引座席数の制限がないので、当日でも空席があれば購入できます。また、グリーン車にも適用されるため、グリーン車を利用するときにも有効です。
JRE BANK優待割引
JR東日本の「JRE BANK優待割引券」を利用した場合も、1枚につき運賃・料金が40%割引になります。
東京~新潟間の新幹線eチケット価格は以下の通りです。
・JRE BANK優待割引(ときグリーン車) 8,660円[要優待券]
・JRE BANK優待割引(とき指定席) 6,460円[要優待券]
・JRE BANK優待割引(とき自由席) 6,270円[要優待券]
JRE BANK優待割引券は、JRE BANKの利用者が一定の条件を満たすと進呈される特典です。JRE BANKアプリやウェブサイトの「特典受取」で確認できます。
割引率や利用できる列車などは株主優待割引券と基本的に同じです。ただし、株主優待券とは異なり、金券ショップなどでの入手は一般的ではありません。
大人の休日倶楽部
JR東日本の「大人の休日倶楽部」に入会している場合は、会員向け割引を利用できます。
満50~64歳のミドル会員は5%割引、満65歳以上のジパング会員は30%割引です。東京~新潟間の新幹線eチケット価格は、以下の通りです。
・大人の休日倶楽部ミドル(とき指定席) 10,230円
・大人の休日倶楽部ジパング(とき指定席) 7,530円
ミドル会員なら、通常の新幹線eチケットより550円、ジパング会員なら、3,250円安くなります。トクだ値の通年発売終了により、利用条件を満たす人にとっては、格安チケットの有力な選択肢になっています。
ただし、大人の休日倶楽部は会員制で、年会費がかかります。ミドルが2,624円、ジパングが4,364円です。
学生割引
上越新幹線では、学生割引(学割)も利用できます。
学割は、JRから指定を受けた学校の生徒・学生を対象に、JRの乗車券が2割引になる制度です。中学校、高等学校、大学の学生は原則として対象になり、専門学校生も対象となる学校があります。
学割が利用できるのは、JR線を片道101km以上利用する場合です。東京~新潟間は、この条件を満たしています。
学割を利用するには、所属する学校が発行する「学生・生徒旅客運賃割引証」(学割証)が必要です。取得方法は、所属する学校の学生課などにおたずねください。
東京~新潟間を学割で利用する際の価格は以下の通りです。
・学生割引(とき指定席) 9,790円[要学割証]
・学生割引(とき自由席) 9,260円[要学割証]
学割になるのは乗車券部分だけで、特急料金は割引になりません。新幹線eチケットとの併用もできません。
ちなみにバスは?
東京~新潟間の場合、高速バスなら5時間半程度。新幹線の約2時間に比べて時間はかかりますが、料金は大幅に安くなります。
西武バス・新潟交通・越後交通などが運行する高速バスでは、東京(バスタ新宿・池袋など)~新潟(新潟駅前・万代シティバスセンターなど)間の価格が2,700円~7,900円です。
曜日や便によって価格は変わりますが、一般的な週末なら5,000~6,000円台が目安です。3列独立シートなので、新幹線に比べれば時間はかかるものの、比較的快適に移動できます。
また、WILLER EXPRESSなどの4列シートの高速バスも運行されています。こちらは2,000~4,000円台で利用できる日もあります。
おもなバスは、楽天トラベルなどで予約できます。
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まとめてみると
東京~新潟間の上越新幹線では、「トクだ値1」「トクだ値14」が発売終了となったため、一般向けの格安チケットは以前より少なくなりました。
最も安いのは、期間限定で設定される「トクだ値スペシャル28」です。設定がない時期は、新幹線eチケットの通常価格10,780円が基本となります。
株主優待券を持っている場合は、指定席を6,460円で利用できます。優待券を金券ショップで購入しても、一定の割引効果があります。大人の休日倶楽部ジパング会員なら、7,530円で利用できます。
観光や宿泊をともなう旅行なら、往復の新幹線がセットになったパッケージツアーも有力です。特に宿泊ツアーは、新幹線の往復通常価格より安い金額で、ホテルまで付いてくる商品もあります。
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