東武鉄道が新型車両80000系を導入します。アーバンパークライン用で、5両編成で運行します。
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全編成に『たのしーと』を設定
東武鉄道は、2025年から東武アーバンパークラインに新型車両80000系を導入すると発表しました。最新機器の搭載や5両編成化等により、省エネ・CO2削減による環境負荷の低減を図る計画です。
新型車両80000系は、東武グループが目指す「人にやさしく 人と地域が共に輝きつづける社会」の実現を念頭に、子育て世代に優しい車両をコンセプトとします。
小さなお子様やそのご家族が車内で快適に過ごせるよう、全編成に『たのしーと』を設定します。また、車内に防犯カメラを設置し、安全な利用環境を提供します。
消費電力を40%削減
環境面においては、民鉄初となる同期リラクタンスモータを採用した車両推進システム(SynTRACS)とリチウムイオン二次電池SCiBTMとSIV装置を組み合わせた車上バッテリシステムを搭載しました。消費電力を現行80000系と比べ40%以上削減し、高い省エネ性能と低騒音性による環境負荷の低減を実現します。
現在運行している60000系(6両固定)も、5両化改造を実施し、引き続き運行する予定です。60000系を減車する際に派生する1両は、80000系に流用します。新型車両80000系は、25編成125両を導入しますが、このうち18編成では、4両を新造し1両を流用車両でまかないます。
また、東武鉄道は、鉄道における電力使用量の計画的な削減を図ることで、2030年度における温室効果ガスであるCO2排出量を約50%削減(2013年度比)する計画も立てています。
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