東京ディズニーリゾートの新アトラクションの2014-2015年オープン予定まとめ。「ワンス・アポン・ア・タイム」に期待!

東京ディズニーリゾートを運営するオリエンタルランドは4月28日、2014年度から2016年度までの中期経営計画を発表しました。それによると、2016年度までの3年間に過去3年を6割上回る1200億円規模の設備投資を計画し、東京ディズニーランド、東京ディズニーシーの両パークでのアトラクション入れ替えなどに充てるとのことです。つまり、この3年間は、「新アトラクションラッシュ」になる! ということのようですので、新アトラクションのオープン予定をまとめてみました。なお、開業時期や総投資額は「予定」です。

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ワンス・アポン・ア・タイム

まずディズニーランドでは、2014年5月29日に「ワンス・アポン・ア・タイム」がスタートします。これは、シンデレラ城で展開される「ショー」の新プログラムです。東京ディズニーリゾートのプレスリリースによると、「シンデレラ城に投影される映像に加え、レーザーやサーチライト、小型花火などの特殊効果を駆使し、“命が吹き込まれた絵本となったシンデレラ城”が、ゲストをディズニーストーリーの世界へと誘う心温まる感動のプログラム」だそうです。

これまではアトラクションの一部でのみ使用していたプロジェクションマッピング技術を、はじめてエンターテイメントプログラムに取り入れたのがポイント。東京ディズニーランドのシンボル「シンデレラ城」で公演する本格的なプロジェクションマッピングになるそうで、期待できそうです。

「ワンス・アポン・ア・タイム」アトラクション概要
開業時期:2014年5月29日
公演場所:シンデレラ城
公演時間:約15分
総投資額:約20億円

ディズニー ワンス・アポン・ア・タイム
※写真はディズニーランド・パリ®のナイトタイムショー「Disney Dreams!」のものです。オリエンタルランド広報リリースより

ジャングルクルーズ:ワイルドライフ・エクスペディション

2014年9月8日には東京ディズニーランドで「ジャングルクルーズ:ワイルドライフ・エクスペディション」がスタートします。

「ジャングルクルーズ」は、1983年の東京ディズニーランドのオープン以来のおなじみアトラクション。ボートに乗り込み、船長の軽妙なトークを楽しみながら、野生の動物たちが住むジャングルを探険する、というもので、皆さん、よくご存じでしょう。それが、オープン以来初めてのリニューアルに至りました。

「ジャングルクルーズ:ワイルドライフ・エクスペディション」では、新しいショー効果が加わるほか、初めてオリジナルの音楽が導入されます。「ジャングルクルーズ」は、世界各地のディズニーテーマパークに存在するそうですが、オリジナル音楽は東京が初めて。プレスリリースによりますと、「ジャングル探険に向かったゲストは、動物の守り神が祀られている伝説の神殿の中で、驚くような出来事と遭遇します。また夜には、新たな“ナイトクルーズ”が、ゲストを神秘的でスリリングなジャングルへとご案内します。勇敢でコミカルな船長が案内する、昼と夜とで異なる魅力が詰まった新たなジャングル探険」を楽しめるそうですので、期待しましょう。

「ジャングルクルーズ:ワイルドライフ・エクスペディション」アトラクション概要
開業時期:2014年9月8日
体験時間:約10分
乗車定員:32人
走行距離:約670m
総投資額:約16億円

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リロ&スティッチ

さらに2015年夏には東京ディズニーランドで「リロ&スティッチ」のアトラクションがスタートする予定です。これは、「キャプテン EO」をリニューアルして設置。そのため、「キャプテン EO」は 2014年6月30日をもってクローズします。

「リロ&スティッチ」は、シアタータイプのアトラクションだそうです。アトラクションの主役は、スティッチとゲストという設定。ゲストは、シアター内の大きなスクリーンを通じて、スティッチとのリアルタイムな“交信”が体験できるということです。

「リロ&スティッチ」アトラクション概要
開業時期:2015年夏
導入場所:トゥモローランド
アトラクション形式:シアタータイプ
所要時間:約12分
定員:160名
総投資額:約20億円

マーメイドラグーンシアター

一方のディズニーシーは、ディズニーランドの額を上回る投資が行われます。

まず、2015年中に「メディテレーニアンハーバー」の鑑賞環境が改良される予定。投資額が約25億円となっていますので、かなり大がかりな改修が行われるようです。ショーを見やすくするための工事と思われます。

アトラクション関係では、2015年春に「マーメイドラグーンシアター」をリニューアルしてスタートします。ディズニー映画「リトル・マーメイド」の世界を舞台にした新しいミュージカルショーが開始されます。

「マーメイドラグーンシアター」の今回のリニューアルでは、ステージや照明などこれまでの舞台装置が一新され、客席の後方に映像を映し出すスクリーンが新たに登場するとのこと。キャラクターたちが、歌や音楽などのパフォーマンスで美しい海底の世界を表現するそうです。このリニューアルのため、マーメイドラグーンシアターは、2014年4月7日より2015年春までクローズ中です。

「マーメイドラグーンシアター」アトラクション概要
開業時期:2015年春
公演時間:約 15 分
総投資額:約40億円

オリエンタルランドでは、2015年度から2024年度までの10年間に5000億円規模の予算をかけてテーマパーク事業を強化する予定です。つまり、東京ディズニーリゾートの新アトラクションはまだまだ続く、と思われます。

それにより年間の入場者数の平均を3000万人まで引き上げる計画です。実現すれば、現在の入園者数に比べて200万人から300万人増えることになります。

利用者としては、混雑していないときを狙って新アトラクションを体験したいところです。

東京ディズニーリゾートベストガイド 2014-2015

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