京成スカイライナー、22時台に増発。成田空港客の増加受け

通勤特急は格下げ

京成電鉄は2023年11月25日にダイヤ改正を実施し、スカイライナーを22時台で増発します。成田空港での夜間便到着客の利用者増に対応するものです。

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22時台も20分間隔に

京成電鉄は、2023年11月25日のダイヤ改正の概要を発表しました。目玉となるのはスカイライナーの増発で、22時台の運行を20分間隔とします。

具体的には、現行ダイヤで22時台は00分発と30分発の2本のところ、00分発、20分発、40分発の3本とします。つづく23時00分発とあわせ、22時台を20分間隔とします。

京成スカイライナー

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深夜で需要高く

現行ダイヤでは、成田空港発のスカイライナーは19時台まで20分間隔ですが、20時台以降は30分間隔となっています。新ダイヤでは22時台のみ20分間隔とするわけで、深夜時間帯の列車を増強することになります。

成田空港では、とくに国内線やアジア近距離路線で、21時以降の到着便が増えています。深夜時間帯は「ラクに急いで帰りたい・向かいたい」という需要が多いからか、速いスカイライナーの需要が高いようで、増発に踏み切ったようです。

京成スカイライナーダイヤ改正
画像:京成電鉄プレスリリース

 
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通勤特急は快速に格下げ

一方、同じ22時台に運行している都心方面行きの最終列車を、通勤特急から快速に格下げします。現行の平日ダイヤでは成田空港22時34分発西馬込行き、土休日ダイヤでは22時35分発京成上野行きの通勤特急ですが、これを、平日・土休日とも京成上野行きの快速とします。

通勤特急は、成田空港~勝田台間は各駅停車で、勝田台以降は特急停車駅のみ停車します。一方、快速は成田空港~京成津田沼間が各駅停車で、京成津田沼以降は特急停車駅に加えて、高砂までのあいだに3駅余計に停まります。

このため、快速化により、勝田台~京成津田沼間の特急通過駅への利便性は向上します。このエリアに住む成田空港への通勤客には歓迎されるダイヤ改正でしょう。

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有料特急誘導?

一方、快速化により、都心到着は現行ダイヤに比べて10分程度遅くなりそうです。京成本線を利用する格安旅行者には歓迎されないダイヤ改正といえます。

全体としてみれば、有料特急(スカイライナー)を増強する一方で、無料特急(通勤特急)を削減する形になっていて、有料列車への誘導と受け止めることもできそうです。(鎌倉淳)

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