京成「スカイライナー」青砥停車を全時間帯に拡大。日中80分間隔、時刻表も掲載!

運転列車の6割が停車

京成電鉄が「スカイライナー」の青砥停車を拡大します。現状の2.3倍増となる1日14往復に。押上線方面の成田空港アクセスが便利になりそうです。

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8往復の停車増

京成電鉄は、2020年6月1日より、「スカイライナー」の青砥駅停車を拡大すると発表しました。押上・都営浅草線・京急線方面の成田空港アクセスの利便性向上を目的としています。

スカイライナーの青砥駅停車は、2020年4月11日に突然開始されました。下りが京成上野駅を6時台~7時台に出発する6本、上りが成田空港駅を20時30分以降に出発する6本で、計6往復です。

6月1日からは、これが全時間帯に拡大され、日中もおおむね80分間隔でスカイライナーが青砥駅に停車します。上野発6~7時台の全便と、成田空港発20時台以降の全便が停車するのは、これまで通りです。

停車本数は14往復で、これまでより8往復増です。

スカイライナー時刻表(2020年6月1日~)

時刻表は以下の通りです。この時刻表は2020年6月1日より「当面の間」有効です。青字は6月1日より青砥駅へ新たに停車する列車です。赤字は通常ダイヤから変更となる発着時刻です。

スカイライナー青砥停車時刻表
画像:京成電鉄プレスリリース
スカイライナー青砥停車時刻表
画像:京成電鉄プレスリリース
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停車率約6割

新型コロナウイルス感染症拡大の影響で、スカイライナーは5月1日より一部列車を運休していますが、この運休は継続します。現在は日中約40分間隔で運転しており、その半分の列車が青砥駅に停車することになります。20分間隔の元ダイヤからみると、約4本に1本の停車です。

1日の運転本数全体では、減便ダイヤ23往復中14往復の停車で、約6割のスカイライナーが青砥駅に停車することになります。

スカイライナー

片道1,000円

価格や利用方法は、これまでと変わりありません。青砥駅~空港第2ビル駅・成田空港駅間のスカイライナー券の値段は、大人1,000円、小児500円です。利用方法は以下の通りです。

【1】下りを利用する場合
1.青砥駅のホーム係員よりスカイライナー券を購入。現金発売のみで、クレジットカードは取り扱いなし。
2.青砥駅より乗車した利用者は、空席(座席指定はなし)に着席。
※青砥駅では8号車の扉のみが開きます。乗車時に係員による特急券の検札を行います。

【2】上りを利用する場合
1.空港第2ビル駅・成田空港駅のスカイライナー券発売カウンターまたはSKYLINER & KEISEI INFORMATION CENTER にてスカイライナー券を購入。
2.指定の座席に着席。
※青砥駅では1号車の扉のみが開きます。

いずれも前売り券・チケットレスサービスでの購入はできません。

スカイライナーの青砥停車は、当初、「当面の間」との表現でスタートしました。今回のプレスリリースでも、「2020年6月1日(月)~ 当面の間」の表記は残っています。そのため、新型コロナウイルス感染症の影響がなくなってからも、青砥停車が継続するのかはわかりません。

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