新大阪駅に大型「エキナカ」施設が登場。在来線コンコース北側に、コンビニ、書店もアリ

新大阪駅に、本格的な「エキナカ」施設が登場します。JR西日本は、新大阪駅在来線改札内コンコースに「エキマルシェ新大阪」をオープンすると発表しました。土産店や飲食店、総菜店など36店が入り、2015年3月から順次開業します。延べ床面積は約3400平方メートルで、このうちの2600平方メートルが第1期として2015年3月にオープン。完成すれば、JR西日本の「エキナカ」施設としては最大級になります。

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2016年にグランドオープン

現在も「おみやげ街道」という施設がありますが、この部分を増床・拡張して設置するようです。増床工事は5年前からすでに始めていました。2015年3月に第1期が完成した後、2015年冬に第2期、2016年春に第3期が完成し、グランドオープンとなる予定です。

店舗数は、第1期が26店、第2期1店、第3期9店、合計36店です。第1期では、駅弁、土産、食品、物販、飲食、書店、ATMが出店する予定ですが、具体的な店舗は今年中に決まる予定とのこと。第2期以降には、コンビニ、土産、食品、物販、飲食が出店します。全店が揃うのは2016年春です。全面開業後は年70億円の売上高をめざします。

新大阪エキナカ
新大阪駅マルシェ

雰囲気としては、品川駅の「エキュート品川」を想像してしまいますが、コンビニや書店も入るようですので、もう少し守備範囲が広そうです。

また、待合施設も整備され、商業施設の中央に待合スペースが設けられます。

新大阪エキナカ

現在のスペースよりも待合座席は増やされるとのこと。トイレも増設され、全ての個室で洋式便器と温式洗浄便座を設置するそうです。授乳室も設置されます。

完成すれば、いろいろ旅行者の利便性も上がりそうです。

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