東京~長野間のJR北陸新幹線の格安チケットを、一覧表のリストにして解説しましょう。普通車指定席利用の場合、運賃・料金の定価は8,450円。列車や座席ごとの料金も含めた最安値が一目でわかります。2026年3月のJR東日本運賃改定を反映しました。
東京~長野の新幹線の格安チケット
最初に、北陸新幹線の東京~長野間の定価と格安チケット、割引きっぷを、リストにしてまとめました。詳細は、記事の後半でご説明していきます。
| きっぷ | 価格 |
|---|---|
| 指定席通常価格 | 8,450円 |
| 自由席通常価格 | 7,920円 |
| トクだ値1(指定席) | 7,420円 |
| トクだ値14(指定席) | 5,760円 |
| 株主/JRE BANK優待割引(指定席) | 5,060円 |
| 学生割引(指定席) | 7,610円 |
| 学生割引(自由席) | 7,080円 |
| 日帰りツアー | 往復14,200円~ |
| 宿泊ツアー | 往復16,000円~ |

「かがやき」「はくたか」「あさま」
格安チケットの詳しい説明に入る前に、北陸新幹線を利用する際の基本的なポイントをご紹介しましょう。
北陸新幹線の東京~長野間には、「かがやき」「はくたか」「あさま」の3列車があります。このうち、もっとも速いのが「かがやき」で、東京~金沢方面を結びます。東京~長野間では、上野、大宮以外の駅には停まりません。
所要時間は、おおざっぱには1時間20分程度です。「かがやき」は全車指定席です。自由席はありません。
「はくたか」は東京~金沢方面を結び、途中駅にも多めに停まるタイプです。列車により停車駅は異なりますが、所要時間はおおむね1時間30分程度です。自由席も連結されています。
「あさま」は東京~長野間のみを走る列車で、ほぼすべての途中駅に停車します。所要時間は1時間40分程度です。
運賃・料金は3列車とも同価格です。普通車指定席は、通常期で8,450円です。自由席は7,920円です。グリーン車は12,110円です。
・普通車指定席 8,450円
・普通車自由席 7,920円
・グリーン車 12,110円
年末年始、ゴールデンウィークなどの最繁忙期は指定席料金が400円増し、3連休など繁忙期が200円増し、オフシーズンの平日など閑散期は200円引きになります。自由席は通年同額です。
以下では、東京~長野間の新幹線の格安チケットを、順に解説していきます。
新幹線eチケット
北陸新幹線の格安チケットを購入する場合、「新幹線eチケット」を利用するのが基本です。
「新幹線eチケット」は、JR東日本のインターネット予約サイト「えきねっと」で販売されています。
「えきねっと」は会員制ですが、年会費は無料で登録できます。北陸新幹線を利用する際には、会員になっておくといいでしょう。
新幹線eチケットを使うと、北陸新幹線の普通車指定席が通常価格の200円引きで利用できます。これは通年、どの列車にも適用されます。
新幹線eチケットは、交通系ICカード(Suica、PASMO、TOICA、ICOCAなど)に紐付けて、チケットレスで新幹線に乗車できます。紙のきっぷを駅窓口や券売機で受け取って乗車することも可能です。
トクだ値
北陸新幹線を安く利用したい場合は、「トクだ値」という「新幹線eチケット」専用の格安チケットを探すのが基本です。JR東日本のインターネット予約サイト「えきねっと」で販売しています。
東京~長野間のトクだ値には、「あさま」用に以下の種類が設定されています。
・トクだ値14〔あさまグリーン車〕 8,320円
・トクだ値14〔あさま普通車指定席〕 5,760円
・トクだ値1〔あさま普通車指定席〕 7,420円
「トクだ値14」は、1ヶ月前から14日前までの予約で、普通車指定席とグリーン車の設定があります。「トクだ値1」は前日まで予約可能で、普通車指定席のみの設定です。
トクだ値は、「新幹線eチケットサービス」で扱っています。インターネット(えきねっと)で購入し、交通系ICカードを登録すれば、そのまま新幹線の改札口を通過できます。
JR日帰りツアー
往復の新幹線がセットになった日帰り専用の旅行商品(パッケージツアー)です。JTBなどが取り扱っています。1名から利用できます。
・新幹線指定席往復で14,200円~
片道あたりなら7,000円程度で、東京~長野間を日帰り利用できるので、お得です。ただし、利用できる列車は限られます。時間帯のいい列車は値段が高くなります。電子クーポン付き。利用には通信可能なスマートフォンが必要です。
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宿泊パッケージツアー
宿泊をともなう旅行の場合、往復の新幹線と宿泊がセットになった旅行商品(パッケージツアー)を使えばお得です。
日本旅行の「JR・新幹線+宿泊セットプラン」、JTBの「ダイナミックパッケージMySTYLE」、びゅうトラベルの「JR東日本ダイナミックレールパック」などがあります。
サイト上で予約・決済し、きっぷは新幹線駅構内にある指定席券売機で受け取れます。
・新幹線指定席往復+ホテル1泊で16,000円程度~
新幹線の往復正規価格より安い価格で、宿泊がついてきます。立地や設備のいいホテルだと少し高くなりますが、それでも20,000円程度出せば、そこそこのホテルに泊まれます。
時間帯のいい列車は値段が少し高くなります。出発前日まで予約でき、一部は当日予約も可能です。
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自由席に乗る
もうひとつ、新幹線の基本的なルールとして、自由席に乗ると安くなります。上述したように、自由席の価格は7,920円です。これだけで指定席8,450円より530円(約6%)も安くなりますので、簡単ですが効果的な格安旅行法です。
・自由席 7,920円
北陸新幹線の自由席は「はくたか」と「あさま」に連結されています。「あさま」は東京~長野間の運転ですから、「あさま」を選び、東京駅と長野駅から利用すれば、自由席でも座れることが多いです。上野、大宮から乗車すると、座れない場合もあります。
大宮駅を利用する
大宮~長野間の距離は192.1kmで、200km以内です。特急料金の価格は200kmを超えると高くなるので、大宮~長野間のみ乗車すると、東京~長野間より1,100円も安くなります。
・指定席 6,690円
・自由席 6,160円
これらは、大宮~長野間の新幹線利用の価格です。東京~大宮間は上野東京ライン利用で、別途乗車券620円が必要です。指定席の場合、東京~大宮~長野間の総額は7,310円(6,690円+620円)となります。
東京~長野間を新幹線の指定席で乗ると8,450円ですが、東京~大宮間を上野東京ラインにして、大宮~長野間だけ新幹線を利用すると7,310円で、なんと13%も安くなります。
きっぷのルールに詳しい方は、乗車券は通しのほう安いのではないか、と思われるでしょう。しかし、必ずしもそうではありません。
東京駅発着と大宮駅発着で乗車券の買い方を比べると、以下のようになり、乗車券も分割した方が安いです。
【乗車券】
・東京~大宮 620円、大宮~長野 3,520円、計4,140円
・東京~長野 4,180円
ただし、東京~長野間を乗車券を通しで買うと、東京側は都区市内駅制度が適用されるので、たとえば品川駅などから利用する際は、乗車券は通しで買った方が安いです。渋谷駅や新宿駅であれば、乗車券は大宮駅分割が有利です。
大宮駅までの運賃が620円以下なら、乗車券は分割するといいでしょう。
上野駅を利用する
大宮まで行くのが面倒なら、上野駅を利用すると、東京駅利用より少し安くなります。上野~長野間は東京~長野間に比べて、特急料金が210円引きです。指定席も自由席も210円引きです。
ただし、東京発の列車を自由席で利用する場合は、上野駅からだと座れないこともあります。

JR東日本株主優待割引
北陸新幹線の東京~長野間の運営会社は、JR東日本です。JR東日本は株主向けの優待券を発行しており、使用すれば、北陸新幹線を安く利用できます。
株主優待割引券(株主優待券)1枚につき運賃・料金が40%割引になります。東京~長野では、指定席が5,060円となります。
・株主優待割引(グリーン車) 7,250円[要優待券]
・株主優待割引(指定席) 5,060円[要優待券]
・株主優待割引(自由席) 4,740円[要優待券]
上記の価格は、いずれも株主優待割引券を利用した場合です。株主優待割引券は金券ショップなどで購入できます。現在は1枚3,500円程度で入手可能です。
株主優待割引券を3,500円で入手した場合、指定席が8,560円、自由席が8,240円となります。この価格は、定価より高いです。したがって、東京~長野間で、金券ショップで購入してまで、株主優待券を使う意味はありません。
ただし、株主優待割引は、グリーン車にも適用されますので、グリーン車利用の場合は効果があります。
JRE BANK優待割引
JR東日本のJRE BANK優待割引券を利用した場合も、1枚につき運賃・料金が40%割引になります。
・株主優待割引(グリーン車) 7,250円[要優待券]
・株主優待割引(指定席) 5,060円[要優待券]
・株主優待割引(自由席) 4,740円[要優待券]
上記の価格は、いずれもJRE BANK優待割引券を利用した場合です。
JRE BANK優待割引券は、特定の条件を満たしたJRE BANKの利用者に、番号が電子メールで送られてきます。メリットなどは株主優待割引券と同じですが、金券ショップではほとんど流通していません。
ネットオークションなどで販売されていますが、番号とパスワードを売買するため安全面に不安があり、おすすめはしません。
学生割引
北陸新幹線では、学生割引(学割)も利用できます。
学割は、JRから指定を受けた学校の生徒を対象に、JRの乗車券が2割引になるという制度です。中学校、高等学校、大学の学生は、全て学割の対象です。専門学校生も、多くは学割の対象になります。
学割が利用できるのは、片道101km以上、JR線を利用する場合です。北陸新幹線はJR線ですので、片道101km以上で新幹線を利用するときは学割の適用を受けられます。東京~長野間は101km以上に該当します。
学割を利用するには、所属する学校が発行する「学生・生徒旅客運賃割引証」(学割証)が必要です。取得方法は、所属する学校の学生掛などにおたずねください。
東京~長野間を、学割で利用する際の価格は以下の通りです。
・学生割引(指定席) 7,610円[要学割証]
・学生割引(自由席) 7,080円[要学割証]
ちなみにバスは?
東京~長野間の場合、バスなら3時間半程度。新幹線は1時間30分程度なので、2倍以上時間がかかりますが、乗っていて苦にならない範囲です。
京王バス、長電バス、アルピコ交通の高速バスでは、東京(バスタ新宿・池袋東口)~長野駅間の価格が3,500円~5,100円。曜日や便によって価格が変わりますが、普通の週末はだいたい4,000円台です。基本的には4列シートですが、池袋便の一部は3列です。
格安高速バスの4列シートバスなら3,000円~4,000円程度です。
おもなバスは、楽天トラベルで予約できます。
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まとめてみると
最後に、まとめてみましょう。東京~長野間のベーシックな割引きっぷは、ネット予約で購入できる「トクだ値」です。ただし、座席数は限定なので、時間帯の良い列車のチケット確保は簡単ではありません。
時間帯や列車を選ばず気軽に乗れるという点で、自由席を定価で買うのもいいでしょう。ただし、混雑時には座席確保の点で不安があります。
湘南新宿ラインや上野東京ラインを利用するのが苦でなければ、大宮~長野間のみ新幹線を利用するのがいいでしょう。特急券が定価ベースで1,100円も安くなります。トクだ値も安いです。
観光や宿泊を伴う旅行なら、JTBの「ダイナミックパッケージMySTYLE」や、日本旅行の「JR・新幹線+宿泊セットプラン」、「JR東日本ダイナミックレールパック」も選択肢になりそうです。
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