ピーチが成田路線中心に増便。2022年夏ダイヤ、釧路、女満別は毎日運航も

ANAと役割分担

LCCピーチが2022年夏ダイヤで、成田~新千歳、福岡線などを増便します。夏季には成田~釧路、女満別線が毎日運航になります。

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8路線で増便

ANAグループが2022年度の事業計画を策定しました。傘下の格安航空会社LCC・ピーチ・アビエーションは、成田発着を中心に8路線で増便します。

増便するのは、成田~新千歳、女満別、釧路、関西、福岡、那覇と、中部~那覇、関西~那覇の8路線です。

ピーチ2022年夏増便
画像:ANAプレスリリース

北海道方面では、成田~新千歳が現行1日6往復から最大9往復に。週3~4便の成田~女満別、釧路間が、7~10月にいずれも1日1往復の毎日運航となります。

九州・沖縄方面では、成田~福岡が現行の1日4往復から最大6往復に。成田~那覇線が4往復から最大5往復になります。関西~那覇線は1日4~5往復から最大6往復となります。中部~那覇線も増便します。

ピーチの2大拠点を結ぶ成田~関西線は、現行の1日2往復が4~6月に3往復となります。

減便となるのは中部~仙台線で、現行の1日2往復が1往復となります。

ピーチ
画像:ピーチ・アビエーション

ANAは中部で増便

ANAグループは、2022年度の事業計画をANAとPeachの共同で策定しました。性格の異なる二つのブランドを組み合わせ、ベストミックスを目指すという戦略です。

ANAが大型機を活用して機動的に需要獲得を図り、Peachが既存路線の増便でレジャー需要の獲得を目指します。ANAとPeach、それぞれの強みを活かしてグループネットワークを強化します。

そのためか、ANAは伊丹・関西~沖縄や関西~新千歳といった、LCCと重なる路線で減便を実施します。一方で、中部路線を中心に増便を図ります。(鎌倉淳)

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