タイの格安航空会社LCCのノックスクートが、成田~バンコク線を2018年6月1日に新規就航すると発表しました。1日1往復で運航し、すでに就航しているスクートとあわせれば1日2往復となります。片道の最低運賃は9,800円です。
2014年設立のLCC
ノックスクートは2014年8月に設立されたタイのLCCです。シンガポール航空系LCCのスクートとタイのLCCノックエアが合弁で設立した航空会社で、2015年5月に定期便の運航を開始。現在は中国の南京、青島、大連、天津、瀋陽、西安、台湾の台北の計7都市へ就航しています。
日本初就航となる成田~バンコク(ドンムアン)線は2018年6月1日の運航開始。機材はボーイング777-200ER型機で、座席数はスクート・ビズ24席、エコノミー391席の計415席。LCCには珍しい大型機です。
スクートとあわせて1日2往復
ノックスクートの成田~バンコク線は、1日1往復で運航を開始します。この路線には親会社のスクートがすでに1日1往復を運航していますので、合わせれば2往復体制となります。
時刻表は以下の通りです。
ノックスクート/スクート 成田・バンコク線スケジュール
TR869 成田 10:00→バンコク 15:00
XW101 成田13:55→バンコク18:25
TR868 バンコク 00:45→成田 08:50
XW102 バンコク02:20→成田10:25
* XW : ノックスクート 運航、 TR : スクート運航。いずれも毎日運航
通常運賃は9,800円~
運賃はエコノミークラスが9,800円~61,900円(税別)、スクートビズが29,800円~70,800円(同)。スクートとノックスクートで通常運賃に差はありません。4月23日16時~25日23時30分には記念価格でのセールを実施しており、こちらは税込みでエコノミークラス9,500円~、スクートビス22,500円~です。
都内で記者会見したノックスクートのギャン・ミン・トー副最高経営責任者(CEO)は、1年以内に、成田以外の日本の都市に就航する姿勢を見せました。関西、中部、福岡などが有力で、今後、地方の拠点空港から、バンコクへのLCCが就航することになりそうです。