「ムーンライトながら」と「ムーンライト信州81号」の2017年夏の運転日が発表されました。「ながら」は2016年夏より同じ運転日数の30日間、「信州」は3日減り17日間となりました。
「ムーンライト」2017年夏の運転日と時刻表
まずは、2017年夏の「ながら」「信州」の運転日と時刻表を見てみましょう。
2017年夏の「ムーンライトながら」の運転日と時刻表
■東京発
東京23:10→大垣05:50
7/21-8/19
合計30日間
■大垣発
大垣22:49→東京05:05
7/22-8/20
合計30日間
2017年夏の「ムーンライト信州81号」の運転日
■新宿発
新宿23:54→白馬05:40
7/14.15.21.22.28.29
8/1-5.10.11.18.19.
9/1.8
合計17日間
「ムーンライトながら」は2016年夏と同じ運転日数、「ムーンライト信州」は3日減少です。「信州」はお盆の運転日が減少し、8月下旬の運転日がなくなりました。
「信州」も青春18きっぷ期間のみ運転
「ムーンライトながら」と「ムーンライト信州」は、どちらも多客期の夜行快速列車ですが、性格は異なります。
「ムーンライトながら」の利用者は青春18きっぷユーザーが多く、東名阪などの都市間移動の旅客が中心です。一方、「ムーンライト信州」は登山客向けの列車で、青春18きっぷ利用期間以外にも運転されてされてきました。
最近の夏季の運転日をみると、「ながら」は、夏休み期間中にほぼ1ヶ月間運転されており、今年もそれを踏襲した形です。最近の運転日数は安定しているといっていいでしょう。
一方の「ムーンライト信州」は運転日数が漸減傾向が続いています。2016年夏に、シルバーウィークの運転がなくなり2015年から3日間減りましたので、この2年間で6日間も運転日が減った計算になります。
今年も登山客の多い9月16日~18日の3連休にも運転されず、2017年夏は青春18きっぷ期間外の運転がありません。その点で、「信州」利用者も、最近は青春18きっぷユーザーが主力になっているのかもしれません。
「ながら」は185系10両、「信州」は189系6両で、車両はこれまで同様です。
「谷川岳山開き」号は今年も運転
上越線方面の「ムーンライトえちご」は、2017年夏も運転予定はありません。上越線の夜行列車としては、7月1~2日に「谷川岳山開き」号が運転されます。
「谷川岳山開き」号の時刻は以下の通りです。
上野 23:35 → 土合 03:10 (7/1運転)
土合 14:30 → 上野 17:26 (7/2運転)
「谷川岳山開き」号は185系6両で、全車指定席です。(鎌倉淳)
→「ムーライトながら」の利用法などはこちら(青春18きっぷ研究所)
→「ムーンライト信州」の利用法などはこちら(青春18きっぷ研究所)