「ムーンライトながら」と「ムーンライト信州81号」の2015年春の運転日が発表されました。「ながら」は2014年より運転日が1日減少して9日間に、「信州」は2日減少して5日間になりました。
どちらも青春18きっぷ利用者には有名な列車ですが、最近は運転日が減少傾向です。
2015年春の運転日
まずは、2015年春の「ながら」「信州」の運転日を見てみましょう。
2015年春の「ムーンライトながら」の運転日
東京発3/20-28 9日間
大垣発3/21-29 9日間
2015年春の「ムーンライト信州81号」の運転日
新宿発3/13.20.27,5/1.2 5日間
過去5年間の運転日は?
次に、「ムーンライトながら」「ムーンライト信州81号」の、過去5年間の春の運転期間をみてみましょう。
2010~2014年春の「ムーンライトながら」運転日(東京発)
2010年 3/12-4/9 29日間
2011年 3/18-4/2 16日間
2012年 3/23-31 9日間
2013年 3/22-30 9日間
2014年 3/20-29 10日間
2010年~2014年春の「ムーンライト信州81号」運転日(新宿発)
2010年 3/5.12.19.20.26,4/2.30,5/1.2 9日間
2011年 3/4.11.18.19.25,4/1.28.29,5/2.3 10日間
2012年 3/2.9.16.23.30,4/27,5/2.3 8日間
2013年 3/1.8.15.22.29,4/26,5/2.3 8日間
2014年 3/7.14.20.28,4/25,5/2.3 7日間
「信州」の5日間は例年にない短さ
「ムーンライトながら」は主に青春18きっぷの利用期間に運転されてきましたが、2011年から2012年にかけて運転日が激減しました。その後、9日~10日間で安定していて、2015年の9日間も2014年より短縮されましたが、例年並みといえます。
いっぽう、「ムーンライト信州」は、青春18きっぷの利用期間とは関係なく、週末金曜日を中心に運転が継続されてきました。休日の並びに左右されますが、3月~5月にはおおむね8日~10日間程度、運転されてきています。
ところが、2015年の5日間は例年にない短さです。理由としては、2月~3月にかけてのスキーシーズンの運転を取りやめたこと、ゴールデンウィークの日並びの事情があると思われます。ただ、春の行楽シーズンにたった5日間しか運転されないとなると、先行きが少し心配です。