「ムーンライトながら」と「ムーンライト信州81号」の2016年春の運転日が発表されました。「ながら」は2015年春と同じ9日間の運転、「信州」は3日増加して8日間になりました。
どちらも青春18きっぷ利用者には有名な列車ですが、最近は運転日が減少傾向。しかし、今年は歯止めがかかった格好です。
「ながら」「信州」2016年春の運転日
まずは、2016年春の「ながら」「信州」の運転日を見てみましょう。
2015年春の「ムーンライトながら」の運転日
東京発3/18-26 9日間
大垣発3/19-27 9日間
2016年春の「ムーンライト信州81号」の運転日
新宿発3/11.18.19.25, 4/28.29, 5/2.3 8日間
過去5年間の運転日は?
次に、「ムーンライトながら」「ムーンライト信州81号」の、過去5年間の春の運転期間をみてみましょう。
2011~2015年春の「ムーンライトながら」運転日(東京発)
2011年 3/18-4/2 16日間
2012年 3/23-31 9日間
2013年 3/22-30 9日間
2014年 3/20-29 10日間
2015年 3/20-28 9日間
2011年~2015年春の「ムーンライト信州81号」運転日(新宿発)
2011年 3/4.11.18.19.25,4/1.28.29,5/2.3 10日間
2012年 3/2.9.16.23.30,4/27,5/2.3 8日間
2013年 3/1.8.15.22.29,4/26,5/2.3 8日間
2014年 3/7.14.20.28,4/25,5/2.3 7日間
2015年 3/13.20.27,5/1.2 5日間
「信州」は存続へ一安心
ご覧の通り、「ながら」は2012年に運転期間が1週間ほど減ってからは9-10日程度となっていて、今年も例年通りです。「信州」は、2015年に過去最低レベルにまで運転日が減りましたが、2016年は2013年並みに戻りました。3月に3連休があることと、ゴールデンウィークの並びが適していたことが、増便の理由とみられます。
昨年に運転日が5日間にまで削減されたときは、「ムーンライト信州も風前の灯火か」とも思いましたが、ひとまず安心、というべきでしょうか。季節列車とはいえ、数少なくなった夜行列車ですから、これからもぜひ残ってほしいものです。