「紙のガイドブックを買えば電子版をダウンロードできるサービス」を昭文社が開始。紙と電子の両刀使いは定着するか?

昭文社が、国内旅行ガイドブック「まっぷる」を購入すると、電子版を無料でダウンロードできるサービスを開始しました。

同社にはスマートフォンアプリ「マップルリンク」があり、この新機能として、「電子書籍まるごと機能」を追加。「まっぷる」紙面に印刷された2次元バーコードをスマートフォンで読み込み電子書籍をダウンロードすることで、一冊丸ごとスマホで電子版を見ることができるようになります。対応OSはAndroid 4.0以降で、iOSは3月中旬対応予定です。

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すべてのガイドブックが対応

今後発売される国内エリア版ガイドブックが「電子書籍まるごと機能」に対応します。最初は「まっぷる 鎌倉 江の島’15」(3月12日発売)で、過去一年間に発売した国内エリア版「まっぷる」約100点についても、同機能を全対応させる予定です。

紙のガイドブックの内容が全部電子書籍になってスマホに移せる、という機能は画期的です。観光するときに宿でガイドブックを読み込み、出歩いている時にはスマホを利用する、という使い方はたしかに便利そうで、新しい旅のスタイルの定着を予感させます。

当面は国内版だけのようですが、今後は海外版でも広げて欲しいサービスですね。他社も追随するでしょうか。

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