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神戸空港が施設使用料を5/1導入へ。関西唯一の「無料空港」も有料化

大人300円

神戸空港が施設使用料を導入します。関西3空港で唯一施設使用料がありませんでしたが、2025年5月1日から、施設の維持管理などの名目で300円が徴収されることになりました。

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大人300円を上乗せ

神戸空港を運営する関西エアポートと神戸市は、神戸空港で5月1日発券分から施設使用料を導入すると発表しました。

施設使用料の価格は、第1ターミナルビルの国内線は大人300円、3~11歳の子供が150円で、出発、到着とも同額です。各航空会社が航空券を販売する際に使用料を上乗せする「オンチケット方式」で徴収します。

神戸空港

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第2ターミナルは550円

神戸空港では、4月18日に、第2ターミナルビルの運用が始まります。第2ターミナルビルは、国際チャーター便と一部国内線が発着します。

第2ターミナル発着の場合は、国内線で大人計550円、子供400円となります。国際線は、ターミナル使用料のほかに保安検査施設利用料がかかり、合計で大人2,840円、子供1,700円です。

同空港では、使用料の導入について、各種施設の整備・維持管理に充当するとしています。

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関西空港は値上げ

関西3空港では、大阪空港(伊丹空港)の空港使用料が340円、関西空港第1ターミナル国内線が440円となっています。このうち、関西空港は2025年4月1日から560円に値上げされることが決まっています。

神戸空港第1ターミナルの300円は、これらより安価ですが、3空港で唯一の「使用料無料」のメリットはなくなります。(鎌倉淳)

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