「関西近郊 休日ぶらり旅きっぷ」2021年も発売。100円値下げで福知山が外れる

2日間用は廃止

JR西日本が「関西近郊 休日ぶらり旅きっぷ」を再び発売します。前回発売より100円値下げしましたが、福知山エリアがフリーエリアから外れました。

広告

敦賀、赤穂、和歌山まで

「関西近郊 休日ぶらり旅きっぷ」は、JR西日本が期間限定で発売する企画きっぷです。大阪近郊の自由周遊区間が1日間乗り放題になります。また、自由周遊区間内でレンタサイクルを1回に限り利用可能。レンタカーの割引もあります。

利用できるのは2021年3月13日~9月26日までの土休日です。発売額はおとな2,500円、こども1,300円です。

きっぷの概要は以下の通りです。

■発売期間
2021年3月1日~2021年9月25日
※発売期間中の利用日の1ヶ月前から前日まで発売

■利用期間
2021年3月13日~2021年9月26日の土休日の1日間

■発売箇所
インターネット予約「e5489」と、発売・受取エリア内の主な駅のみどりの券売機

■受取箇所
発売・受取エリア内の主な駅のみどりの窓口、みどりの券売機

■価格
大人2,500円、子ども1,300円

■自由周遊区間と発売エリア
下図の通り。きっぷの自由周遊区間(フリーエリア)と発売エリアとが異なるのでご注意ください。

【自由周遊区間】

関西近郊休日ぶらり旅きっぷ
画像:JR西日本プレスリリース

【発売・受取駅エリア】

関西近郊休日ぶらり旅きっぷ
画像:JR西日本プレスリリース

71km往復で元が取れる

インターネット専用商品ではなく、京阪神奈和エリアの駅の指定席券売機でも購入可能です。ただし、発売は前日までです。

1人からでも利用でき、発売前日までネットや券売機で購入可能と、比較的利用しやすい商品です。1日用の場合、単純往復で片道1,250円以上の区間なら元が取れます。幹線の場合、片道71km以上の区間です。

おおざっぱにいうと、大阪を起点にして、野洲、加古川、谷川以遠、天王寺を起点にして伊賀上野、海南以遠なら71km以上です。谷川、海南は自由周遊区間外ですが、それ以外はエリアの外縁まで往復すれば元がとれます。

自由周遊区間は、東西に長いのが特徴といえます。このため、大阪から姫路や米原あたりへ往復するなら、それだけでお得です。

広告

福知山が外れる

「関西近郊 休日ぶらり旅きっぷ」は、2020年9月~12月に初めて発売され、今回が2度目の設定です。前回は1日間用と2日間用があり、1日間用がおとな2,600円、2日間用がおとな4,500円でした。今回は2日間用が発売されず、1日間用が100円値下げされています。こどもの価格は変わりません。

100円値下げとなったかわりに、前回よりもフリーエリアが縮小されていて、福知山周辺(篠山口~福知山~園部)が外れています。

2日間用の発売がされなかったのは、単に売れなかったからと推測されます。このきっぷは、おもに京阪神エリア在住者向けで、郊外の日帰り旅行に適しているからでしょう。2日間用は単純往復では元が取りにくいので、宿泊旅行には向かない設計になっていました。

嵯峨野路線

特急には乗車不可

注意点として、新幹線、在来線特急には乗車できません。別途特急券類を購入しても乗車できません。乗車の際には特急券のほかに乗車券も必要で、要するに新幹線・特急に乗る場合は「関西近郊 休日ぶらり旅きっぷ」は無効になってしまいます。「青春18きっぷ」と同じです。

また、発売エリアと利用エリアがかなり異なるのも要注意です。姫路や草津、堅田、篠山口などでは購入できません。つまり、これらの場所から「週末に大阪に行く」のは使えません。京阪神奈和エリアから出発するきっぷです。

レンタサイクルが無料で借りられるというのもポイント。彦根、姫路、奈良といった、自転車で回るのに便利なサイズの観光地などに設置されています。無料レンタサイクルに乗ってみるのも、きっぷをフル活用するポイントかもしれません。(鎌倉淳)

広告