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関西エリアのJRフリーきっぷが新登場。「JR西日本QR2dayパス」は2日間乗り放題!

値ごろ感のあるきっぷ

JR西日本の関西エリアが広域で乗り放題になるフリーきっぷが、期間限定で登場します。「JR西日本QR2dayパス」で、4,000円で2日間有効。「KANSAI MasS」専用商品です。フリーエリアは大阪近郊の主要区間ですが、QR対応改札が未整備の路線は含まれていません。

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関西エリアが2日間乗り放題

JR西日本は、関西広域エリアが2日間乗り放題になる「JR西日本QR2dayパス」を9月5日から発売します。価格は大人4,000円、子供2,000円。取り扱いは「KANSAI MaaS」のみで、Webサイトまたはスマホアプリで購入できます。

乗車できるのは、JR西日本線の普通列車(新快速、快速含む)の普通車自由席です。「KANSAI MaaS」のチケット画面で、QRチケットを表示させて利用します。対象エリアの自動改札口は、すべてQRコードに対応しています。

JR西日本QR2dayパス
画像:JR西日本

 
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「JR西日本QR2dayパス」の概要

「JR西日本QR2dayパス」の概要は以下の通りです。

■発売期間
2025年9月5日~2026年3月30日
 ※利用日の1ヶ月前の午前10時から発売(発売期間内に限る)

■利用期間
2025年9月6日~2026年3月31日

■有効期間
2日間(利用日当日の最終列車まで乗車可)

■価格
おとな4,000円、こども2,000円

■発売箇所
「KANSAI MaaS」のみ。購入には「KANSAI MaaS」の会員登録が必要で、支払いはクレジットカードのみ対応します。

■自由周遊区間
下図の通り

JR西日本QR2dayパス自由周遊区間
画像:JR西日本

 
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長浜から姫路まで

フリーエリアは、QRコード対応改札が設置されている区間に限られていて、東は長浜、奈良、西は姫路、南は和歌山までカバーします。北は宝塚、亀岡までで、湖西線やをカバーしないのは残念ですが、関西2府4県の骨格部分は訪れることができます。

対象エリア内に限り、別途料金を支払えば、特急列車や新快速Aシート(有料座席サービス)も利用できます。ただし、サンライズ瀬戸、サンライズ出雲、WEST EXPRESS 銀河、はなあかりの設備は利用できません。新幹線も乗車不可です。

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値ごろ感のあるきっぷ

JR正規運賃では、大阪~姫路が1,460円、大阪~長浜が1,980円です。したがって、大阪を起点に、エリアの端まで単純往復しても元を取るのは難しく、ある程度、周遊する人向けのきっぷといえます。

とはいえ、2日間にわたって、関西エリアを鉄道で回るのであれば、元を取るのはそう難しくありません。値ごろ感のあるきっぷで、いろんな使い方ができそうです。(鎌倉淳)

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