ジェット・スターが手数料をまたまた値上げ。支払手数料は就航1年半で2倍以上の420円に。

ジェットスター・ジャパンは、2014年2月17日購入分より、3月31日搭乗分までの各種手数料・料金を改定すると発表しました。

今回の料金改定の「目玉」は支払手数料の値上げです。これまで300円だった支払手数料が420円になります。支払手数料は、2012年7月の就航当初は200円でしたが、2013年4月10日に300円に値上げしており、そこから10ヶ月での再値上げとなります。

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手荷物料金も一部値上げ

このほか、空港やコールセンターでの購入の場合、受託手荷物料金がそれぞれの重量で100円値上げとなるほか、3月21日~29日搭乗分は200円値上げとなります。空港やコールセンターでの座席指定料金も100円の値上げとなります。これらの料金は、ウェブサイトでの購入の場合は価格変更はありませんので、多くの利用者には無関係でしょう。そのほか、空港で受託手荷物料金を支払う場合の料金は2,000円から2,500円になります。

搭乗手続き終了後にカウンターに到着し後続便に変更する場合にかかる「到着遅延料」も、2,500円から3,000円にそれぞれ値上げとなります。というか、そういう制度があったのですね。乗り遅れは問答無用でチケット無効かと思っていたので、これを機会に「到着遅延料を支払えば乗り遅れても次便に乗れる」と覚えておきましょう。ただし、到着遅延料で救済されるのは、通常の搭乗手続き終了時刻後で、予定出発時刻以前に搭乗手続きカウンターに旅客が到着した場合です。

ジェットスター値上げ

料金改定が多すぎる

それにしても、ジェットスター・ジャパンの料金改定は多すぎです。2013年10月にプラス・オプションを値上げ、11月に受託手荷物料金を値上げ、2014年1月22日に座席指定料金を値上げ、2月1日に受託手荷物料金を再値上げ、と続きました。10月からの5ヶ月で今回が5度目の値上げとなります。

そして、4月1日以降の料金は後日発表するとしており、消費税増税に伴う再値上げがあると見込まれます。

値上げするのが悪いとはいいませんが、やるなら1回ですませて欲しいところ。値上げの内容も、空港支払で価格差を付けたり付けなかったり、那覇便と新千歳便だけ別扱いにしたりと、制度の改定も含んでいますので、余計に利用者は混乱します。

利用者としては、予約するごとに手数料制度を確認する必要があります。「こないだは空港で手荷物預けても安かったから……」と思っていたら、いつの間にかその倍額になっているかもしれません。大げさではなく、支払手数料は就航以来1年半で2.1倍になっているのです。

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