JALがアエロメヒコと提携し、共同運航を開始します。アエロメヒコはスカイチーム加盟ですが、アライアンスの枠を超えての提携です。
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2018年度に共同運航開始
JALとメキシコの航空最大手アエロメヒコは、両社が提携し、日本とメキシコ両国での乗り継ぎ便や一部アジア路線、メキシコ国内線などで、2018年度中に共同運航を始めると発表しました。
アエロメヒコはメキシコのフラッグキャリアで、2006年にメキシコシティから成田空港に乗り入れています。当初はボーイング767によるティファナ経由でしたが、2016年に787を投入し直行便化。2017年3月に毎日運航としています。この成田~メキシコシティ線が共同運航となり、JALの便名が付けられることになります。
ANAの新路線と競合
日航はかつて、バンクーバー経由のメキシコシティ線を運航していましたが、経営悪化とともに撤退。同じワンワールドメンバーのメキシカーナ航空と共同運航をしていた時期もこともありましたが、メキシカーナ航空が破綻してしまい、提携も終了しています。
メキシコ路線としては、ANAが2017年2月に成田~メキシコシティの直行便を就航したばかり。今後、JALの共同運航便が成田~メキシコシティ線で設定されれば、同路線が週7便でぶつかりあうわけで、競争はより激しくなりそうです。
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