北陸新幹線長野-金沢間の開業日は、2015年3月14日なりそうです。これは、JR東日本の原口宰・常務鉄道事業本部副本部長が信濃毎日新聞の取材に答えて発言したものです。
同紙の記事によると、原口常務は、2015年春のダイヤ改正時の開業が「一番素直な考え方だ」と述べました。
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前倒しはなし
北陸新幹線の開業予定は、これまで「2014年度末」というのが公式見解として統一されています。2014年度末というのは2015年3月のことですから、原口常務の発言と矛盾はありません。
ただ、東北新幹線八戸開業時は、2010年度末だった開業予定が、工事が順調に進んだことから2010年12月に前倒しされました。今回の北陸新幹線開業に関しては、そうした前倒しはなさそうです。
3月中旬の土曜日
北陸新幹線長野-金沢間はJR東日本と西日本にまたがっているため、ダイヤ決定には両社の調整が必要です。そのため、年度末の開業となった場合は、JR6社の統一ダイヤ改正が行われている3月中旬の土曜日の開業が有力視されます。2015年は3月14日になります。
ダイヤ改正の概要は2014年9月頃には発表される見通しです。詳細なダイヤは2014年12月にも発表されるということで、通常のダイヤ改正よりも早めに時刻表が公表されるのかもしれません。
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