「ひみつの平日パス」の期間、価格、フリーエリア。首都圏のJRが乗り放題!

2021年夏限定

JR東日本が、「ひみつの平日パス」というフリーきっぷを期間限定で発売します。首都圏のJR線やりんかい線などが乗り放題です。

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7月~9月に設定

「ひみつの平日パス」は、JR東日本が平日の旅を促すために発売する期間限定のフリーきっぷです。首都圏のJR線の普通・快速列車の普通車自由席と、東京臨海高速鉄道線(りんかい線)全線、東京モノレール線全線が1日乗り放題になります。

有効期間は2021年の7~9月の平日。ただし、オリンピック開会に絡む7月下旬は使えません。概要は以下のとおりです。

「ひみつの平日パス」の概要

発売期間:
第1期:2021年7月1日~2021年7月19日
第2期:2021年8月1日~2021年9月30日

利用期間:
第1期:2021年7月1日~2021年7月19日の平日
第2期:2021年8月1日~2021年9月30日の平日

有効期間:1日間

価格:大人2,720円、小児1,360円

発売場所:フリーエリア内のJR東日本の主な駅の指定席券売機、みどりの窓口、びゅうプラザ、提携販売センター、主な旅行会社。

フリーエリア:東京を中心に久里浜、小田原、大月、武蔵五日市、奥多摩、寄居、本庄早稲田、神保原、足利、自治医大、下館、土浦、成田空港、成東、茂原、上総亀山、君津までのJR東日本線、りんかい線、東京モノレール

ひみつの平日パスフリーエリア
画像:JR東日本

「休日おでかけパス」の平日版

主なルールは以下の通りです。

▽東北・上越新幹線、特急列車、普通列車グリーン車などは、別途特急券などを購入すれば利用可。
▽東海道新幹線は利用不可。
▽有効期間開始日の変更は、有効期間内で未使用の場合に限り1回のみ可。
▽利用当日に限り有効。
▽乗車中に日付が変わった場合、有効期間終了日の翌日のみ、改札を出場しない限り利用可。電車特定区間内においては、最終電車まで有効。

フリーエリアや価格などは、「休日おでかけパス」と同じです。つまり、「休日おでかけパス」が、2021年夏に限り平日でも使えるようになった、と考えるといいでしょう。新型コロナで通勤・通学客が減り、さらに夏休み期間で通勤電車の利用者が減るタイミングでフリーパスを出してきた、といえそうです。

キーワードの「ひみつ」には、密を避け分散する「避・密」「非・密」の意が込められているそうです。JR東日本は、「ひみつの平日パス」の専用ツイッターアカウントも設置。新たな仕掛けも用意しているようですので、ひっそりとおでかけしてみるのもよさそうです。

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