羽田空港の旅客ターミナルを運営する日本空港ビルディングは、2014年4月1日搭乗分より、羽田空港の国内線旅客取扱施設利用料を値上げすると発表しました。
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殿様商売にみえてしまう
出発、到着旅客とも、現在の大人170円から290円と1.7倍になります。子供は80円が140円になります。旅客1人あたりの消費税込み料金です。値上げには、4月からの消費税増税分の転嫁も含まれます。徴収は現行通り航空券代金に上乗せされる形で、航空運賃と同時に徴収されます。
同社によりますと、旅客取扱施設利用料は出発、到着ロビー、搭乗待合室、コンコース、搭乗案内設備、動く歩道など、共用施設を整備、運営する費用に充てられるとのことです。
同社によると、料金の積算根拠は、費用が年間176.3億円必要で、それを年間旅客利用者が6000万人いるので、割ると1人あたり293円、おおよそ290円になる、ということです。
176.3億円÷6000万=293円です。
まあそうなんでしょうけれど、殿様商売のようにみえるのは、気のせいでしょうか。
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