JR北海道、H100形「観光列車化」の詳細。ラッピングなど施す

定期運行も

JR北海道がH100形の一部車両を、観光列車にも使えるよう改装します。根室線、石北線、宗谷線に導入します。

広告

北海道高速鉄道が取得

JR北海道は、保有するH100形のうち4両を観光列車対応にすると発表しました。2022年度から2023年度にかけて、計8両を改装します。

国(鉄道・運輸機構)と北海道による助成・補助制度を活用したものです。北海道高速鉄道開発がJR北海道からH100形4両を購入し、JR北海道が無償貸与を受けます。すでに営業運転している車両にラッピングを施し、内装を変更します。

4両は、現在、旭川運転所に配置されています。改装後は、根室線新得~釧路間、石北線旭川~上川間、宗谷線旭川~名寄間での定期列車として運用し、線区近傍の運転所に配置します。観光列車としても使用します。

H100形

広告

ローカル線ラッピング

各車両の外観には、北海道のローカル線の特色をアピールするラッピングを施します。「釧網線ラッピング」(H100-82号)、「花咲線ラッピング」(H100-83号)、「石北線ラッピング」(H100-80号)、「富良野線ラッピング」(H100-81号)の4種類で、このうち「釧網線」「花咲線」を2022年10月末から使用開始します。

「釧網線ラッピング」は、釧路湿原、タンチョウ、摩周湖、流氷をイラストで表現します。根室線新得~釧路間で定期運行します。

H100形釧網線ラッピング
画像:JR北海道プレスリリース

「花咲線ラッピング」はキハ54形「地球探索鉄道」と同じデザインで、ハマナスの花びらと雪の結晶を表現します。こちらも根室線新得~釧路間で定期運行します。

H100形花咲線ラッピング
画像:JR北海道
広告

「石北線ラッピング」は上川とオホーツク両地域の四季の移り変わりを植物や動物をモチーフに表現します。石北線旭川~上川間と宗谷線旭川~名寄間で定期運行します。

H100形石北線ラッピング
画像:JR北海道プレスリリース

「富良野線ラッピング」はラベンダー畑や青い池をイラストで表現します。こちらも石北線旭川~上川間と宗谷線旭川~名寄間で定期運行します。

H100形富良野線ラッピング
画像:JR北海道プレスリリース
広告

脱着式テーブルを装備

内装も変更します。これらの車両は、座席シート生地のデザインに、タンチョウやエゾマツなど北海道の自然や風景をイメージした絵柄が取り入れられています。これにくわえて、新たに脱着式テーブルを追加。北海道産のタモ材を使用します。

H100形ラッピング車両内装
画像:JR北海道プレスリリース

吊り手にも木材を使用し、より北海道の自然を感じられる内装としています。

2023年度もH100形のラッピング車両を4両投入する予定で、室蘭線、日高線、根室線、宗谷線のラッピングを施す予定です。

広告
関連広告
前の記事函館線、貨物専用線化で協議へ。北海道新幹線並行在来線、旅客廃止に備え
次の記事「オフピーク定期券」の全詳細。JR東日本が東京近郊で導入