「現美新幹線」の時刻表と運転日。「黒い上越新幹線」は1日3往復の運転に。「びゅう」ツアーでも申込可能

JR東日本は「GENBI SHINKANSEN(現美新幹線)」の営業運転を2016年4月29日から開始すると発表しました。その運転日と時刻表を掲載します。

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現美新幹線とは?

「現美新幹線」は「移動しながら現代アートを鑑賞する」という新しいコンセプトの列車で、E3系を改造した6両編成です。

エクステリアデザインは写真家の蜷川実花氏が担当し、列車自体をキャンバスに見立て、夏の夜空を彩る長岡の花火が描き出されています。インテリアデザインは車両ごとに異なるアーティストが担当し、多様な現代アートを体験できる空間となっています。

カフェスペースも設けられ、菓子研究家のいがらしろみ氏監修による「十日町すこやかファクトリー」で製造したスイーツや、「ツバメコーヒー」が提供されます。

現美新幹線パンフ

現美新幹線の運転区間と運転日、時刻表

現美新幹線は、上越新幹線の臨時列車「とき」号として越後湯沢~新潟間で運行されます。

このほど発表された現美新幹線の運転日は、2016年4月29日から5月8日までの毎日と、5月14日から6月26日までの土日。越後湯沢~新潟間を1日3往復します。時刻表は以下の通りです。

現美新幹線時刻表

■下り
とき451号 越後湯沢08:24~新潟09:14
とき453号 越後湯沢12:44~新潟13:38
とき455号 越後湯沢15:20~新潟16:14

■上り
とき452号 新潟11:26~越後湯沢12:20
とき454号 新潟14:02~越後湯沢14:56
とき456号 新潟18:18~越後湯沢19:08

7月以降の運転日とダイヤは、現時点では未定で、決まり次第発表されます。

6月まではびゅうツアー販売がメイン

現美新幹線は、11号車から16号車までの6両編成です。6月までは11号車が指定席としてJR窓口などで一般発売され、12号車から16号車までが「びゅう」旅行商品(ツアー)として販売されます。つまり、6月までは、「びゅう」ツアーでの販売がメインとなるようです。

びゅう国内ツアー|えきねっと

「びゅう」ツアーとしては、現地発着コースが発表されています。これは、片道の「現美新幹線」の乗車券・特急券とオリジナルグッズをセットにした商品です。食事などは含まれていません。設定日は2016年4月29日~6月26日です。

現地発着コースの価格は、越後湯沢~長岡間が大人4,200~4,600円、越後湯沢~新潟間が大人5,400~5,900円。このほか、首都圏発の日帰り・宿泊コースも設定される予定です。

7 月以降は、 12 号車から 16 号車は自由席として発売が予定されています。

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