GALA湯沢に新幹線で安く行く方法まとめ2016年版。GALA日帰りきっぷは今年も発売なし。「そこに割引はあるか」

いよいよ2015-2016年スキー・スノボシーズンが開始となりました。首都圏在住者にとって気軽に行けるのは、新潟県のGALA湯沢スキー場。今シーズンは2015年12月19日オープンです。今年からは「びゅう」のウェブサイトで日帰りツアーを前日までネット購入できるようになり、便利になりました。

ここでは、GALA湯沢へ新幹線利用の「割引きっぷ」と「格安ツアー」をまとめてみました。そこにどんな割引があるのでしょうか。

広告

前日18時までにネット購入可能に

2016年シーズンのGALA湯沢スキー場のトピックスは、「びゅう」の日帰りスキー・スノボツアーのオンライン販売。これまでもインターネット販売はありましたが、予約しても回答まで時間がかかるのがネックでした。今年からはオンタイムで予約が可能になり、即時決済で購入できます。

購入期限も前日18時までとなり、出発前日に決済して、当日にJR東日本の駅の指定席券売機できっぷをピックアップすればOKとなりました。直前購入が容易になったといえるでしょう。

GALA湯沢2016年写真:JR SKI SKI

平日限定なら8,600円から

「びゅう」のガーラ湯沢ツアーの代表的商品は「ワンデーGALA」ですが、今年は平日が12,500円、土休日が13,600円です(年末年始は最高19,000円)。往復新幹線指定席とリフト券のセットで火・水・木曜日はロッカー券(1,000円相当)が付いています。

往復限定列車(指定席)利用の場合 、片道限定列車で800円引き、往復で1,600円引きとなります。「ワンデーGALA」の平日なら、限定列車利用が10,900円になります。ネット専用ツアーでは、平日限定出発自由席利用が8,600円で設定されていて、これが最安値のようです。

そのほか、リフト午前券だけの「モーニングGALA」(平日10,700円、土休日10,900円)、午後券だけの「アフタヌーンGALA」(平日11,000円、土休日11,100円)、湯沢高原と石打丸山も滑れる「GALA三山共通」(平日14,300円、土休日19,700円)、こどものレンタルなどが付いた「ファミリーGALA」(平日12,500円、土休日13,600円)の設定もあります。

前日18時までネットで予約できるので、たとえば、職場の昼休みに天気予報を見てからスマホで購入したりも可能。購入期限が19時までなら、なお便利だと思いますが、今後の改善に期待しましょう。

GALA湯沢2016年写真:JR SKI SKI

「お先にトクだ値」とパック券を組み合わせる

ガーラ湯沢へは「えきねっとトクだ値」も設定されています。東京~ガーラ湯沢の片道が「たにがわ」利用で6,010円、「お先にトクだ値」なら4,600円(いずれも通常期)。モバイルSuica会員なら、4,780円でスーパーモバトクが利用できます。

「お先にトクだ値」などを購入した場合、ローソンなどコンビニで購入できる4,100円のパック券(リフト1日券+場内利用券500円)を組み合わせるといいでしょう。「お先にトクだ値」を往復で購入してパック券を組み合わせた場合、総額13,300円となります。週末に出かける場合、「ワンデーGALA」よりもちょっぴり安いです。

ただ、「お先にトクだ値」や「スーパーモバトク」は割り当て席数が少なすぎてなかなか購入できません。

「思い立ったらガーラ」をしたいなら

ところで、最近のGALA湯沢は大変混雑しています。それは越後湯沢~ガーラ湯沢間の鉄道輸送密度に表れていて、2006年度に 1日あたり646人キロだったのが、2014年度には1日あたり1,091人キロにまで増えています。ガーラ湯沢の場合は、鉄道の輸送密度がほぼゲレンデの入り込み客数に比例しますので、昨シーズンは8年前の約1.7倍のスキー/スノボ客が訪れたとみられます。

こうした人気急増を背景にしてか、使い勝手いい格安チケットだった「GALA日帰りきっぷ」は、2012年シーズンを最後に発売されておらず、2016年シーズンも発売されません。

したがって、今シーズンに当日購入でGALA湯沢に行くのなら、正規価格で乗車券を買うほかなさそうです。その場合は、東京駅から自由席利用で片道6,570円、リフト1日券4,600円で、往復新幹線+リフト券が17,740円となります。

「GALA日帰りきっぷ」が発売されていた最後のシーズンである2012年のキャッチフレーズは「思い立ったらガーラ」でした。今シーズンは、当日思い立ってガーラを目指しても、そこに割引はありません。(鎌倉淳)

広告