秋田新幹線のE6系列車は「スーパーこまち」に決定。東京-秋田間5分短縮で500円値上げ。普通車にコンセント付きは嬉しい。

秋田新幹線が投入する新型車両E6系の列車名が「スーパーこまち」に決まりました。2012年11月6日にJR東日本が発表しました。投入は2013年3月で、東京~秋田間を最速3時間45分で走ります。これは、現在よりも5分の短縮です。

最高速度は時速300キロメートル。現行のE3系こまちが時速275キロですから、25キロの速度向上です。2013年度末には最高速度320キロにまで向上させるそうです。

2013年3月に投入されるE6系は4編成。現行15往復のうち4往復が「スーパーこまち」に置き換わります。「スーパーこまち」は「はやぶさ」との併結運転です。2014年度内には秋田新幹線の全編成をE6系に置き換える計画です。

「スーパーこまち」は、現行の「こまち」よりも指定席料金も500円値上げ。5分の時短で500円アップは正直納得しづらいところです。シートピッチはグリーン車1160mm、普通車980mmで、これは現行「E3系こまち」と同じ。

電源コンセント設置は嬉しいのですが、500円の値上げは利用者には痛いかもしれません。とはいえ、ライバルは大手航空会社。東京ー秋田間はLCC参入の見通しもありませんので、しばらくは「運賃高止まり競争」が続きそうです。

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