石破内閣の「骨太の方針」で、全国新幹線の基本計画路線の整備について、在来線の高機能化で実現を図る方針が示唆されました。いわゆる「中速新幹線」計画を推進する姿勢で、これまでのフル規格を前提とした政策からの大転換といえます。
「骨太の方針」は幅広い分野を扱いますので、一つ一つの政策に関する言及は短いです。その分、一言一句に深い意味が込められていて、前年からの違いを読み解くと、政策方針の転換が垣間見えます。
ここでは、「骨太の方針2025」に盛り込まれた新幹線計画の政策方針について、その内容を読み解いていきましょう。
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