東京駅八重洲口の地下にある「バスターミナル東京八重洲」が拡張します。第2期エリアが2026年3月に開業し、面積はこれまでの2倍の規模となります。
2026年3月20日開業
都市再生機構(UR都市機構)と京王電鉄バスは、東京駅八重洲口地下にある「バスターミナル東京八重洲」の第2期エリアについて、2026年3月20日に開業すると発表しました。
バスターミナル東京八重洲は、東京駅八重洲口の3つの市街地再開発地区にまたがって整備を進めているものです。UR都市機構が各地区の開発主体からバスターミナル部分を取得し、京王電鉄バスが運営しています。

少し離れた位置に
第1期は「東京ミッドタウン八重洲」地下に位置し、2022年9月に開業済みです。第2期は、ミッドタウンの北側の「TOFROM YAESU TOWER(トフロム ヤエス タワー)」地下に整備します。JR東京駅(八重洲北口・中央口)から八重洲地下街を経由し、地下道のみでアクセスできます。
第1期と第2期の位置は少し離れています。地下レベルも異なり、第2期は地下1階、第1期は地下2階水準です。

第1期と同規模
「バスターミナル東京八重洲」の第2期の床面積は約6000平方メートルで、第1期の約7,000平方メートルに匹敵します。
新たに乗降用7バースと待機用2バースの計9バースを整備します。第1期が乗降用6バース、待機用3バースですので、容量も第1期と同規模です。発着する路線は発表されていません。
ターミナル内には、チケットカウンター、待合スペース、トイレ、授乳室などのほか、物販や観光案内所も併設します。
残る第3期のバスターミナルは、東京ミッドタウン八重洲の南側に整備します。床面積約8,000平方メートルで、乗降7バース、待機3バースを整備します。第3期の開業予定は2029年1月です。(鎌倉淳)






















