テレビ東京系列の水バラ「バスVS鉄道 乗り継ぎ対決旅」の第14弾が2022年12月28日に放送されます。奈良県・東大寺～滋賀県・彦根城で対決。宇賀なつみや貴島明日香などが参加します。（文中敬称略）
4時間の長尺で
「バスVS鉄道 乗り継ぎ対決旅」は、ローカル路線バスを乗り継ぐチームと、ローカル鉄道を乗り継ぐチームが対決する旅番組です。
その第14弾として2022年12月28日に放送されるのが、「バスVS鉄道 乗り継ぎ対決旅 奈良・東大寺～滋賀・彦根城」。年末らしく4時間の長尺で、「古都と戦国の地で“急がば回れ”SP」と銘打っています。
「ルイルイ」こと太川陽介率いるバスチームと、「鬼軍曹」こと村井美樹率いる鉄道チームが、近畿地方を舞台に乗り継ぎ対決します。バスチームのメンバーは、太川陽介、宇賀なつみ、岩尾望。鉄道チームのメンバーは村井美樹、貴島明日香、原西孝幸です。
ローカル路線バス乗り継ぎ対決旅 バスvs鉄道 第14弾 古都と戦国の地で“急がば回れ”SP
【出演】太川陽介、宇賀なつみ、岩尾望（フットボールアワー）、村井美樹、貴島明日香、原西孝幸（FUJIWARA）
【放送日】2022年12月28日(水) 17時55分～22時00分（テレビ東京系列、同時配信あり）
5つのチェックポイント
前回はバスチームのリーダー太川が舞台のため欠席。代役として登場した高島礼子の奮闘でバスチームが勝利し、7勝6敗としました。今回、鉄道チームが勝てば五分に戻ります。
スタートは奈良県奈良市の東大寺。そこからバスチームはローカル路線バスを、鉄道チームはローカル鉄道を乗り継ぎ、2日間でゴールの滋賀県彦根市の彦根城を目指します。
チェックポイントは5つで、「近江神宮」と「近江牛を堪能するミッション」が告知されています。
https://youtu.be/5p_bcNL-JLI
湖東エリアという難所
東大寺から近江神宮（大津）を経て彦根城となると、バスチームにとって難関となるのが奈良から京都を経て滋賀に至る県境の山間部です。とくに、京都から滋賀への県境越えはバス路線が見当たらず、苦労しそう。
また、滋賀県の湖東エリアは、予約型乗合タクシーが発達する一方、路線バスの運行規模は縮小しています。このエリアを乗り越えなければならないとすれば、バスチームは苦しみそうです。
対する鉄道チームは、JRに近鉄や京阪、近江鉄道など鉄道網は豊富。列車本数も比較的多いので、あまり苦労はなさそうです。ただ、路線網が入り組んでいるぶん、選択に迷う部分はあるでしょう。駅から離れた場所にミッションが設定されている可能性も高く、例によって歩かされるのかもしれません。
番組告知には「数々の路線が入り乱れ選択肢が多い難路線を鉄道チームはどう攻略するのか」とあり、鉄道チームは路線の選択肢が多いことをポイントに挙げています。
一方、バスチームについては、「鬼門である県境に加え、巨大な琵琶湖を攻略するのかが勝負の分かれ目」と指摘。琵琶湖をどう回り込むかが、やはり注目点になるようです。
「勝負は抜きつ抜かれつ、両者譲らずの大接戦！」といういつもの宣伝文句は見当たりません。そのかわり、「急がば回れ」という番組タイトルが気になります。今回の勝負の行方はいかに。（鎌倉淳）
