ANA「自動チェックイン機廃止」の仰天。オンラインへ全面移行

確かに便利ですが

ANAが搭乗手続きを全面的にオンラインに移行する方針を明らかにしました。空港の自動チェックイン機は廃止となります。カウンターは残りますが、スマホアプリを使わないと、乗りにくくなりそうです。

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「ANA SMART TRAVEL」

ANAは新しいサービスモデルとして「ANA SMART TRAVEL」を発表しました。予約から搭乗手続き、機内エンターテインメントの利用、遅延・欠航対応まで、全てスマホアプリが対応するという仕組みです。

国内線搭乗時には、予約情報を事前に連携しておき、スマホ上でオンラインチェックインを行います。スマホアプリによるオンラインチェックインサービスはすでに提供されていて、6月15日からは座席選択や変更もアプリ上で操作できるようになります。これにより、空港での搭乗手続が不要になります。

オンラインチェックインを済ませるとモバイル搭乗券がアプリ上に表示されます。保安検査場や機内搭乗時には、このモバイル搭乗券をタッチして通ります。預け荷物がある場合は、保安検査場通過前に手荷物カウンターか自動手荷物預け機で預けます。

機内では、アプリを利用してWi-Fiを利用できるほか、機内誌や雑誌・新聞も読むことができます。動画などの機内エンタメも楽しめます。

2023年度には遅延・欠航時の補償手続きをスマホ上で対応できるようにする見通しです。

ANA SMART CHECKIN
画像:ANAプレスリリース
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オンラインに移行

オンラインチェックインはアプリを使わずにネットのANAサイト上で行うこともできます。その場合は、チェックイン後のモバイル搭乗券(2次元バーコード)をメールで送ってもらうなどの方法で搭乗します。搭乗券をプリンタに印刷して持参することもできます。

一方で、ANAは2023年4月以降、国内線自動チェックイン機の取り扱いを順次終了します。空港の自動チェックイン機はすべて撤去される見通しで、利用者は否応なしに搭乗手続のオンライン移行を迫られます。

自動チェックイン機撤去後も有人カウンターは残されますので、オンライン手続きができない人が飛行機を利用できなくなるわけではありません。ただ、有人カウンターは混雑しやすいので、オンラインチェックインをしない人は、早めに空港に来る必要がありそうです。

また、現在国内線で提供しているSKiPサービスは2023年3月31日をもって終了します。このほか、保安検査場で受け取る保安検査証(黄色い紙)と、搭乗口で受け取る搭乗案内(ピンクの紙)も廃止されます。

ANA787

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確かに便利だが

端的にいえば、2023年度以降、ANA国内線に搭乗する人は、できるだけスマホアプリを利用してください、という話です。

スマホがなくても、あるいはアプリをインストールしなくても搭乗はできますが、やや不便だったり、特定のサービスを受けられなくなる場合がある、ということでしょう。

オンラインは慣れてしまうと使いやすいので、必ずしもサービスの低下を意味するとはいえませんが、自動チェックイン機まで撤去してしまうというのは思い切った施策で、仰天します。

それにしても、最近はさまざまな店舗やサービスを使うたびに、それぞれスマホアプリの利用を求められるようになってきました。アプリは個別に利用する分には確かに便利ですが、いちいちインストールして使うとなると、全体としては面倒になってきた気もします。(鎌倉淳)

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