格安航空会社LCCエアアジア・ジャパンが2017年10月29日に中部-札幌線を開設するようです。就航予定が遅れに遅れていた同社ですが、ようやく本当に飛び立つことになりました。
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手続き最終段階
エアアジア・ジャパンは中部国際空港を本拠地とするLCCです。2014年にマレーシアのエアアジアと、日本の楽天やノエビア、アルペンなどが出資して設立されました。当初は2015年の就航を目指すとしていましたが、準備が遅れ、就航延期を繰り返してきました。
それがようやく、2017年10月29日に本当に就航するようです。中日新聞2017年10月13日付は、「エアアジアジャパンが、10月29日に中部-札幌(新千歳)便を開設し、当初は1日2往復程度を運航する」と報じました。「営業開始に必要な認可取得の手続きは最終段階に入っており、就航のめどがついた」とのことです。
台北、マカオにも
同紙では、「札幌への就航後は国際線の運航許可取得を目指し、台北便を皮切りに国際線への進出も検討している」としています。新千歳線の次は国内線の拡大はせず、台北路線を開設するようです。
さらに、中国マカオの『澳門日報』2017年8月12日付は、「エアアジア・ジャパンは2018年上半期にも中部とマカオを結ぶ直行便を含む国際線の就航を計画している」と報じています。将来的な路線としては、中部-マカオ線が可能性の一つとしてあげられそうです。
当初計画から2年ほど遅れたものの、なんとかエアアジア・ジャパンとして運航を開始できるようで、まずはなによりというところ。現時点ではまだ正式発表ではありませんので、さらなる延期の可能性もありますが、東海地区の方には、待望の本拠地LCCが、やっとこさ登場しそうです。
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