東京の地下鉄、運転間隔はこう変わる!メトロ・都営、3月改正で減便へ

銀座線・丸ノ内線も

JR、東京メトロと都営地下鉄では、3月12日にダイヤ改正を実施します。一部路線で日中時間帯に減便しますが、運転間隔がどう変わるのか、みてみましょう。

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平日日中時間帯の運転間隔

東京メトロと都営地下鉄は2022年3月12日にダイヤ改正を実施します。都営浅草線は2月26日に実施済みです。

ダイヤ改正により、一部区間で減便されます。ここでは、平日日中時間帯で、東京の地下鉄の運転間隔がどう変わるかをみてみます。なお、運転間隔は駅により多少異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。

銀座線1000系
画像:東京メトロ

銀座線は3分20秒間隔に

東京メトロ銀座線は、日中時間帯に現在、3分間隔(毎時20本)で運転しています。単一種別の鉄道路線としては日本で最も運転間隔が短いとみられますが、ダイヤ改正で3~4分間隔(毎時18本)となります。60分を毎時18本で割ると、正確には3分20秒間隔です。

丸ノ内線は、主な区間である池袋~中野坂上間で、現在、4分間隔(毎時15本)で運転しています。ダイヤ改正で、4~5分間隔(毎時13本)に変更となります。

丸ノ内線の中野坂上~荻窪間は、現行5分間隔(毎時12本)ですが、5~6分間隔(毎時11本)になります。

丸ノ内線方南町支線(中野坂上~方南町間)は現行6~7分間隔(毎時9本)ですが、8~9分間隔(毎時7本)になります。新宿方面から方南町への直通列車は、約30分間隔(毎時2本)です。

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有楽町線は池袋~小竹向原で減便

有楽町線の新木場~小竹向原間は、現在5分間隔(毎時12本)ですが、ダイヤ改正で池袋~小竹向原間が5~8分間隔(毎時10本)になります。新木場発の一部列車が池袋折り返しとなるため、池袋~小竹向原間の運転間隔が不均衡になります。一部列車は、池袋駅で2分程度停車する模様です。

有楽町線の小竹向原~和光市間は、現行4~7分間隔(毎時12本)で、ダイヤ改正でも変わりません。新木場方面と元町・中華街方面が毎時6本ずつです。

関連して、西武有楽町線の小竹向原~練馬間は、現行毎時5~7分間隔(毎時10本)で、新木場方面が毎時6本、元町・中華街方面が毎時4本です。ダイヤ改正で、6~8分間隔(毎時8本)となり、新木場方面と元町・中華街方面がそれぞれ毎時4本となります。

副都心線の渋谷~池袋間は、現行各停が3~8分間隔(毎時10本)、急行が15分間隔(毎時4本)です。ダイヤ改正でも変化はありません。

副都心線の池袋~小竹向原間は、各停5~10分間隔(毎時8本)、急行が15分間隔(毎時4本)で、こちらもダイヤ改正で変わりありません。

有楽町線17000系
画像:東京メトロプレスリリース

日比谷線などは変化なし

日比谷線、東西線、千代田線、半蔵門線は現行5分間隔(毎時12本)で、ダイヤ改正でも変わりません。

南北線は現行6分間隔(毎時10本)で、ダイヤ改正でも変わりません。

浅草線はエアポート快特減便

続いて、都営地下鉄です。浅草線は2月26日にすでにダイヤ改正を実施しています。

押上~泉岳寺間は、これまで各停が5~10分間隔(毎時9本)、エアポート快特が20分間隔(毎時3本)でしたが、ダイヤ改正で各停の5~10分間隔は変わらないものの、エアポート快特が40分間隔となりました。

これにより、各停が毎時10~11本、エアポート快特が毎時1~2本となり、総本数は毎時11本に減っています。

泉岳寺~西馬込間は、これまで5~10分間隔(毎時9本)でしたが、ダイヤ改正で10分間隔(毎時6本)に統一されました。

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新宿線は急行減便

浅草線以外の都営地下鉄のダイヤ改正は3月12日です。

新宿線は現行の各停5~10分間隔(毎時9本)、急行20分間隔(毎時3本)を、各停5~6分間隔(毎時11本)とします。ただし、午後はこのうち毎時1本が急行になり、各停の運転間隔は5~10分となります。

三田線と大江戸線は、現行の6分間隔(毎時10本)に変化はありません。

銀座線、丸ノ内線が減便

全体を見てみると、減便規模が目立ったのは銀座線と丸ノ内線です。どちらも都内屈指の高頻度運転で、郊外路線との直通運転もないので、減便しやすかったのでしょう。

都営線では、優等列車の削減が目立ちました。もともと、都心部の通過駅では列車間隔が開く時間が生じるため、地下鉄の優等運転には賛否があり、列車の本数を減らす際に真っ先に対象となったのでしょう。

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JR線も減便

ちなみに、JR線では、JR山手線が平日日中で毎時14本が12本になり、4~5分間隔が5分間隔となります。

JR中央線(都心部)も毎時14本が13本となり、4~5分間隔は変わらないものの、運転本数が削減されています。

JR中央・総武線(都心部)は毎時11本(5~6分間隔)で変わりません。京浜東北線の5分間隔(毎時12本)も変わりません。

減便されたとはいえ、都心部ではほとんどの区間で5~6分間隔で列車が来るので、日中時間帯でも不便はありません。それでも、銀座線や山手線といった日本を代表する高頻度路線が運転本数を減らすのは寂しい話です。(鎌倉淳)

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