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JR東日本、スキー・スノボ列車を充実。夜行列車、新幹線を増発

特急「アルプス」、上越妙高始発の「はくたか」など

JR東日本が、2025-26年シーズンのスキー・スノボに向けて、臨時列車を充実させます。スキー・スノボ客向けの夜行列車や、新幹線を増発します。

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特急「アルプス」

JR東日本は、2025-26年冬の臨時列車を発表しました。ウィンターシーズンに向けて、スキー・スノボ用の列車が充実しています。

最大の注目は、中央線特急「アルプス」の設定です。新宿~白馬間の夜行列車で、これまで夏季や秋季に登山客向けに設定されてきましたが、今回、初めて、スキー・スノボ客向けに冬季に設定します。

運転日は12月26日のみ。新宿23時58分発、白馬05:50着です。新宿を金曜日の夜に出発すれば、土曜日の早朝にはスキー場に立つことができます。E257系9両編成です。

大糸線では、松本~白馬間に、特急「はくば」も週末に1往復設定します。E353系3両編成で、松本で「あずさ」に接続します。

E257系2000番台

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上越妙高始発の「はくたか」

北陸新幹線では、上越妙高始発の東京行き「はくたか」を設定します。上越妙高11時46分発、東京13時40分着で、途中、飯山、長野、軽井沢、高崎、大宮、上野に停車します。

12月から2月の土休日に運転します。上信越エリアのスキーエリアに宿泊して、東京に戻るのに便利な時間帯です。長野始発ではなく、上越妙高始発にしていることから、上越や飯山付近のスキー場の利用者を対象にしているようです。

夕方時間帯には、「はくたか570号」(金沢発東京行)が、飯山駅に臨時停車します。「はくたか570号」は金沢~長野間で、飯山のみ通過という定期列車ですが、12月から2月は全日で飯山駅に停車します。これも、飯山付近のスキー場利用者を対象にしたものでしょう。

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ガーラ臨時も健在

GALA湯沢スキー場への臨時列車は、4往復の設定です。下りは東京発、6時24分、6時44分、7時00分、8時30分。上りはガーラ湯沢発16時28分、17時04分、17時29分、18時01分です。

これらの時刻は前年と同じです。ただ、上り15時40分発の「たにがわ78号」の設定がなくなっています。

そのほか、例年通り、定期列車「たにがわ」の高崎・越後湯沢~ガーラ湯沢駅間延長運転もおこないます。

上越線上越国際スキー場駅についても、通過となっている定期列車3本(普通)が、冬季期間中に停車します。

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