JR西日本は、関西エリアの乗り放題きっぷ「JR西日本QR2dayパス」を2026年度も発売します。2日間有効で価格は4,000円。スマートフォンアプリ「KANSAI MaaS」専用商品で、QRコードを使って改札口を通過します。概要をみてみましょう。
「KANSAI MaaS」限定
JR西日本は、京阪神エリアのJR線が2日間乗り放題となる「JR西日本QR2dayパス」を、2026年度(2026年4月1日~2027年3月31日)も発売することを明らかにしました。
紙のきっぷではなく、スマートフォンの「QRコード」を改札機にかざして利用するデジタルチケットです。駅の窓口や券売機では購入できず、「KANSAI MaaS」限定での発売です。

「JR西日本QR2dayパス」2026年度版の概要
「JR西日本QR2dayパス」2026年度版の概要は以下の通りです。
■発売期間
2026年3月1日~2027年3月30日
■利用期間
2026年4月1日~2027年3月31日
※3月31日利用開始の設定はなし。
■有効期間
連続する2日間
■価格
大人4,000円、こども2,000円
■発売箇所
「KANSAI MaaS」アプリ限定
■自由周遊区間
自由周遊区間は、おおむね以下の範囲内です。
北限:亀岡、宝塚
東限:長浜
西限:姫路
南限:和歌山、高田、奈良
新幹線には乗車できませんが、別途特急券を購入すれば「はるか」や「くろしお」などの特急列車が利用できます。新快速の「Aシート」も、別途料金券を購入すれば利用可能です。

1日あたり2,000円
「JR西日本QR2dayパス」の最大の魅力は、「1日あたり2,000円」という価格です。かつて「関西1デイパス」が有効期間1日で3,600円程度で販売されていたことを考慮すれば、JR線限定とはいえ、リーズナブルな価格設定といえます。
正規運賃と比較すると、大阪~姫路間の往復が大人2,920円ですので、大阪から姫路を往復するだけで、4,000円の7割以上の元が取れます。さらに翌日に京都や奈良へ足を伸ばせば、余裕で元が取れる計算です。
大阪~長浜間でみると、往復3,960円ですので、1往復すれば、それだけでほぼ4,000円に達します。途中、京都で途中下車をすれば、十分元が取れるでしょう。
QR改札機専用
注意点は、「QRコード対応改札機」を通る必要があることでしょうか。フリーエリア内の各駅で整備が進んでいますが、数が限られていますので、ストレスに感じることがあるかもしれません。
また、2日間連続利用の仕様なので、本来なら宿泊旅行にも使いたいところですが、宿泊旅行をするにはエリアが狭いのも難点でしょう。
とはいえ、1日あたり2,000円で関西エリアのJR線が乗り放題になるのはおトクで、上手に使いたいところです。(鎌倉淳)
























