JR東日本は、奥羽線(山形線)に新型車両「E723系5000代」を投入すると発表しました。2両編成のロングシート車両で、2026年秋頃から営業運転を開始します。
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701系などの後継
E723系5000代の投入区間は奥羽線福島~新庄間で、「山形線」の愛称がある区間です。現行の701系5500代や719系5000代を置き換えます。「E723系」の投入は今回が初めてですが、標準軌の車両のため、「5000代」がつけられたとみられます。
E723系5000代はステンレス車両の片側3扉車。外観デザインは、これまでの車両の色彩を踏襲し、グリーンとオレンジのラインを施しています。

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ロングシートの幅広く
座席はロングシートで、座席幅は701系よりも20mmほど広い470mmとなっています。各号車にフリースペースを設置し、電動車いす対応の洋式トイレを備えます。
2両の編成定員は245名で、同じロングシート車の701系5500代の273名から28名少なくなりました。

車内には防犯カメラと非常通話装置を搭載します。車両側面にもカメラを設置し、ワンマン運転の乗務員が運転席から乗降状況を確認できるようにします。制御方式はVVVFインバータ制御で電力量を削減。最高速度は従来車と同じ110km/hです。
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