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JR SKISKI「ワンデーGALA」週末は1.5万円に。2025年シーズン、安く利用するには?

白と熱

JR東日本「JR SKISKI」の2025年シーズンの日帰りスキー・スノボツアーの販売が開始されました。ワンデーGALAは、平日でも1万円以上の価格設定が多くなっています。

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キャッチフレーズは「白と熱」

JR SKISKIは、JR東日本系列のびゅうトラベルが発売しているスキー・スノボ旅行商品です。その2024-2025年シーズンの販売が開始されました。

今年のキャッチフレーズは「白と熱」。イメージキャラクターは出口夏希と青木柚の二人です。

JR SKISKI 2025
画像:JR東日本プレスリリース

JR SKISKI 2025
画像:JR東日本プレスリリース

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11スキー場がラインナップ

さて、JR SKISKIの人気プランは、なんといっても新幹線の日帰りスキーです。2025年シーズンでは、現時点で、GALA湯沢、神立、湯沢高原、石打丸山、舞子、NASPA、かぐら、苗場、湯沢中里、軽井沢プリンス、スノーリゾートロマンスの神様(木島平)の11スキー場の日帰りスキープランが販売されています。

ほとんどが湯沢エリアですが、軽井沢やロマンス(木島平)もラインナップされていますので、長野エリアへの日帰りスキーも可能になっています。

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GALA湯沢は1,600円値上げ

看板商品である「ワンデーGALA」(1日リフト券付き)の参考価格は、平日11,500円となっています。価格はダイナミックプライシングの変動制で、実際に検索してみると、スキー場オープン直後の12月19日(木)出発の指定席利用が11,100円、ハイシーズンの1月15日(水)は12,100円、連休中日の1月12日(日)は15,100円となっていました。

他の日程も検索しましたが、レギュラーシーズンの「ワンデーGALA」の最低価格はシーズン入り直後が11,100円で、12月末以降は12,100円のようです。前年はそれぞれ9,500円、10,500円でしたので、1,600円ほど値上がりしています。

自由席は平日のみ選択可能で、片道あたり300円割引です。また4時間券の場合は700円引きです。前年は、自由席は200円引き、半日券(午前券、午後券)は200円引きでしたので、自由席利用の半日券の割引率は高くなりました。

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4時間券になり使いやすく

前年までの午前券、午後券は、廃止され、今シーズンは4時間券となりました。

このため、たとえば8時30分の新幹線で東京を出て、10時30分の滑り出しでも、4時間券で現地で14時半ごろまで滑れます。8時30分出発、17時30分東京帰着くらいのスケジュールなら、4時間券が最適です。

この点では、使いやすくなったと言えます。

自由席の4時間プランの最低価格は、ハイシーズン(平日)でも10,800円で、お手頃です。

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年末年始は19,000円

年末年始の価格は、確認している限り、19,200円が最高値です。帰省ラッシュと重なる日付(1月3,4日など)で高めになっています。1月3連休は、いまのところ15,100円で購入できますが、ダイナミックプライシングですので、今後、19,000円前後まで上がる可能性もありそうです。

簡単にいうと、今年のワンデーGALAは、シーズン入りの平日なら11,000円前後、シーズン中の土休日は15,000円程度、年末年始などのピーク時には19,000円前後にまで価格が上がる、ということです。

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リフト券以上の値上がり

ということで、当サイトが調べた限りでは、「ワンデーGALA」の2025年のシーズン標準価格(指定席)は、平日12,100円、土休日15,100円くらいです。シーズン入り直後や春スキーは最低価格が下がり、ピーク時期の土休日は2万円近くまで値上がりします。

ワンデーGALAには、往復の新幹線チケットとリフト券(定価6,800円、ウェブ販売5,900円)が含まれています。リフト券価格は、前年比で定価300円、ウェブ価格100円の値上げですので、今年のツアー価格は、リフト券価格以上の値上がりとなっています。

新幹線の定価は通常期指定席で7,220円です。GALA湯沢のリフト券をウェブで購入した場合、総額は20,340円です。

したがって、「ワンデーGALA」の平日標準価格(12,100円)は定価に比べて40%割引、土休日標準価格(15,100円)で25%割引になります。

ちなみに、グリーン車は、列車により指定できる場合とできない場合があります。できる場合は片道1,400円程度の加算です。普通車指定席の価格が高い場合は、グリーン車との差額が小さくなることもありますので、ちょっと奮発してみるのもよいでしょう。

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トクだ値が安いことも

前述したように、土休日は19,000円台になることもあります。この場合、定価(繁忙期)から7%程度の割引にとどまってしまいます。

東京~越後湯沢間の「えきねっとトクだ値」は5,920円なので、トクだ値とリフト券のネット販売を組み合わせれば総額17,740円。このほうが安いこともありそうなので、空席状況を確認しながら選ぶといいでしょう。

なお、1ヶ月以上先の予約では、ダイナミックプライシングの影響で、価格が高めに表示される傾向があるようです。「日帰りスキー」では、1ヶ月以内で予約した方がよさそうです。

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他のスキー場の価格は?

他のスキー場の表示価格を見てみましょう。往復新幹線とリフト1日券がセットの表示価格(括弧内前年)です。

・神立 9,700円(8,800円)
・石打丸山 10,700円(9,300円)
・湯沢高原 10,000円(9,300円)
・舞子 10,300円(9,500円)
・NASPA 11,400円(10,300円)
・苗場 11,700円(11,000円)
・かぐら 12,900円(11,600円)
・GALA三山 14,300円(12,600円)
・軽井沢 16,500円
・ロマンス 16,200円
※軽井沢、ロマンスは、筆者の手元に前年資料なし

前年に低価格で狙い目だった石打丸山が大幅に値上げとなり、穴場感がなくなりました。1万円を下回るのは神立のみとなっています。新幹線日帰りスキーも、高くなってしまったものです。

なお、JRSISKIを扱っているのは、JR東日本のびゅうトラベルです。割引クーポンを出していることがあるので、確認しておくといいでしょう。(鎌倉淳)

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