タイ国際航空が、2013年冬スケジュールで、日本路線を大増強します。
まず、エアバスの超大型旅客機A380型機を12月1日に関西~バンコク線に就航させます。A380型機が定期便として関西国際空港へ乗り入れるのは初めてです。既存のB747-400型機を置き換えます。A380型機が使われるのは、関西11時発のTG623便と、バンコク23時15分発のTG622便です。
成田線では、午前発のTG641便と復路便のTG640便にエアバスA380型機を導入。すでに2013年1月から夕方発のTG677便と復路便のTG676便がA380型で運航されていますので、成田~バンコクは1日2便、週14便がA380型機となります。
10月1日には札幌~バンコク線がデイリー化されるとともに、10月27日からは使用機材をエアバスA330-300型機からボーイングB777-300型機に変更。座席数はビジネス34席、エコノミー330席です。
12月4日には仙台線に週3便で新規就航。A330-300型機(ビジネス36席、 エコノミー263席)を使用します。
TG681 仙台10:30発→バンコク 15:40着 水・金・日曜日運航
TG680 バンコク 23:30発→仙台 07:55着(翌日) 火・木・土曜日運航
(バンコク発は12月3日より、 仙台発は12月4日より運航開始)
中部線では、夕方発のTG647便と復路便のTG646便で週5便をデイリー化する。これにより、中部線は既存の午前便とあわせて、ダブルデイリー(週14便)となります。
タイからの訪日観光客はここ数年で急増しています。国内の観光地を歩いていると、柔らかいタイ語に出会うことが本当に増えてきました。機材の大型化も、日本人相手というよりは、タイ人の訪日観光客がメインターゲットと思われます。