神戸空港で拡大される発着枠の使い道が明らかになってきました。FDAが松本、高知線を新設。スカイマークは茨城、長崎、那覇線を増便します。
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FDAが初就航
神戸空港の発着枠は、これまで1日60便が上限でしたが、2019年5月に「関西3空港懇談会」が80便に引き上げることで合意。2006年2月の開港以来、初めての増枠が実現します。
日本経済新聞7月2日付によりますと、増枠分を利用して、フジドリームエアライン(FDA)が神戸~松本線と神戸~高知線に新規就航します。就航予定は2019年10月末にはじまる冬ダイヤから。
FDAとしては定期便として神戸初就航。関西エリア発着路線としても初参入です。神戸~出雲線の参入も検討しているとのことです。
同社は6月24日にエンブラエルERJ175型の新造機を新たに1機受領。6月28日から定期路線に投入しています。同社の機材は14機となり、新規路線に対応します。
スカイマークが増便
また、スカイマークは、茨城、長崎、那覇の3路線で増便を実施します。茨城は1日2往復から3往復に、長崎と那覇は1日3往復から4往復となります。いずれも8月1日からの増便を予定しています。
同社は6月29日にB737-800型の新造機を新たに1機受領。7月2日から定期路線に投入しています。同社の機材は29機となり、増便に対応します。
これにより、神戸空港の発着枠は、FDAが2~3往復(4~6便)、スカイマークが3往復(6便)を使うことが判明しました。まだ8~10枠が残っていますので、新たな路線の発表を楽しみにしたいところです。
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