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GALA湯沢7,300円、石打丸山7,900円。リフト1日券、湯沢エリアも値上げラッシュ

岩原、上越国際は据え置き

GALA湯沢スキー場の2025-26年シーズンのリフト1日券が、7,300円になることがわかりました。前シーズンは6,800円でしたので、7%の値上げです。石打丸山は7,900円に引き上げていて、湯沢エリアのスキー場でもリフト券の値上げラッシュが続きます。

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4年で1.4倍

GALA湯沢スキー場は、上越新幹線(上越線)GALA湯沢駅に直結し、都内から1時間あまりで到着できる利便性が売り物です。近年は、段階的にリフト1日券の価格を引き上げていて、2024-25年シーズンは6,800円でした。

間もなく迎える2025-26年シーズン(2026年シーズン)では、これをさらに500円値上げし、7,300円とします。値上げ率は約7%です。

GALA湯沢スキー場のリフト1日券は、2022年シーズンが5,200円でした。そこから6,000円、6,500円、6,800円と段階的に値上げし、2026年シーズンが7,300円になるわけです。4年で1.4倍に値上げされることになります。

GALA湯沢

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神立6,500円に

湯沢エリアの他のスキー場も、続々と値上げしています。GALA湯沢と連結している石打丸山は、フレックスタイム1日券が7,900円になり、2025年の7,000円から12%の値上げです。

苗場は7,800円となり、7,200円から8%の値上げ。かぐらは7,500円で、7,200円から4%の値上げです。

そのほか、神立は土曜日6,500円、日曜日6,000円、平日5,500円となります。土曜日の価格は、2025年の5,900円から10%の値上げです。

NASPAは1日券が7,000円で、6,300円から11%の値上げ。舞子は7,000円で、6,500円から7%値上げです。

■湯沢エリアのスキー場価格(左2025年、右2026年)
・苗場 7,200円→7,800円
・かぐら 7,200円→7,500円
・神立(土曜) 5,900円→6,500円
・NASPA 6,300円→7,000円
・GALA湯沢 6,800円→7,300円
・石打丸山 7,000円→7,900円
・舞子 6,500円→7,000円 
・上越国際 5,500円→5,500円
・岩原 5,500円→5,500円
※2026年価格を発表済みのスキー場のみ掲載。

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岩原と上越国際は据え置き

価格を据え置いたのは、岩原と上越国際(両スキー場共通)です。2026年シーズンの1日券は5,500円で、価格を据え置きました。

岩原・上国は2024年も5,500円でしたので、2年連続で据え置きとなります。

ナイターも滑れる「1日券+」は5,800円で、こちらも両スキー場とも据え置きです。

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リフト1日券7,000円時代に

湯沢エリアのスキー場のなかで、比較的規模の大きい、苗場、かぐら、GALA、石打丸山、舞子で、リフト1日券が7,000円台になりました。

2026年シーズンの湯沢エリアのスキー場は、「リフト券7,000円時代」に突入したといえます。5年くらい前は4,000円台が主流だったことを考えると、驚くようなペースの値上げです。

そのなかで、価格を2年連続で据え置いた岩原、上越国際の5,500円の値ごろ感が目立ちます。価格だけで集客できるものではありませんが、こうしたスキー場の人気が出るのかも注目です。(鎌倉淳)

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旅行総合研究所タビリス代表。旅行ブロガー。旅に関するテーマ全般を、事業者側ではなく旅行者側の視点で取材。著書に『鉄道未来年表』(河出書房新社)、『大人のための 青春18きっぷ 観光列車の旅』(河出書房新社)、『死ぬまでに一度は行きたい世界の遺跡』(洋泉社)など。雑誌寄稿多数。連載に「テツ旅、バス旅」(観光経済新聞)。テレビ東京「ローカル路線バス乗り継ぎの旅」ルート検証動画にも出演。