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新金線BRT、2030年代後半の開業目指す。葛飾区が整備構想発表

専用道は一部区間で

葛飾区が新金線を活用したBRTの整備構想を発表しました。新小岩~金町間で、2030年代後半ごろに、一部を専用道とする形での開業を目指します。

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葛飾区が整備構想

葛飾区は「新金線を活用した新たな交通システム整備構想」を発表しました。

新金線は新小岩駅付近から金町駅までを結ぶJR総武本線の貨物支線です。複線の用地に単線が敷かれていますが、残りの単線用地は使われていません。これを専用道にして、BRT(バス高速輸送システム)の路線とする構想が「新金線を活用した新たな交通システム」です。

上下分離方式を採用し、葛飾区が施設や車両を保有。民間事業者または第三セクターが運行主体となる予定です。

新金線BRT
画像:「新金線を活用した新たな交通システム整備構想」(葛飾区)より

 
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国道6号線以南のみ専用道

新金線は約8.9kmあり、途中で国道6号線と平面交差します。また、金町駅付近での接続には課題があります。

そのため、当面は国道6号線以南の約4kmで専用道の走行とし、以北は一般道を走ります。段階的に北部も専用道とし、将来的に全線を専用道にすることを目指します。

新金線BRT
画像:「新金線を活用した新たな交通システム整備構想」(葛飾区)より

 
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改札で運賃収受

開業時の運転本数は、ピーク時に毎時10本、オフピーク時に6本を予定します。新小岩~金町間の所要時間は28分程度です。改札を設けて事前に運賃を収受するなど、スムーズな運行ができる仕組みを導入し、定時性や速達性の向上をはかります。

自動運転など、新たな技術の導入も検討。先進的で魅力あるデザインの施設・車両を導入します。

今後は、測量や予備設計をおこないながら、事業化計画の策定に取り組みます。2029年ごろに詳細設計や運営体制の構築に着手し、2030年代に着工、2030年代後半頃に一部専用道での開通を目指します。(鎌倉淳)

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旅行総合研究所タビリス代表。旅行ブロガー。旅に関するテーマ全般を、事業者側ではなく旅行者側の視点で取材。著書に『鉄道未来年表』(河出書房新社)、『大人のための 青春18きっぷ 観光列車の旅』(河出書房新社)、『死ぬまでに一度は行きたい世界の遺跡』(洋泉社)など。雑誌寄稿多数。連載に「テツ旅、バス旅」(観光経済新聞)。テレビ東京「ローカル路線バス乗り継ぎの旅」ルート検証動画にも出演。