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小田急26年3月ダイヤ改正の概要。ロマンスカー増発、最速59分運転も復活へ

箱根湯本発着も拡充

小田急電鉄は2026年3月14日(土)に全線でダイヤ改正を実施すると発表しました。特急ロマンスカーの増発などが目玉です。朝方下りの増発や、小田原発着列車の箱根湯本延伸などが盛り込まれました。新宿~小田原間の最速59分運転も復活します。

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新宿~小田原間59分運転復活

小田急電鉄2026年3月ダイヤ改正の目玉は、ロマンスカーの利便性向上です。

まず、土曜・休日の新宿9時発「スーパーはこね5号」において、新宿〜小田原間の所要時間59分運転が約2年ぶりに復活します。久野川橋梁架け替え工事の完了にともなうものです。これにより、日中の箱根方面への始発列車において、小田原までの移動時間が短縮されます。

土休日の日中時間帯では、ロマンスカーを2本増発。秦野11時25分発新宿行き「さがみ50号」と、新宿12時40分発箱根湯本行き「はこね61号」です。

また、3本の列車の運行区間を、小田原発着から箱根湯本発着に変更します。新宿16時20分発「はこね29号」と、箱根湯本11時07分発「はこね72号」、同18時13分発「はこね26号」です。

小田急ロマンスカーEXEα
画像:小田急プレスリリース

 
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深夜は新百合ヶ丘停車へ

平日の通勤・通学時間帯においても、ロマンスカーを増発します。朝方下りに特急ロマンスカーを2本新設します。新宿07時10分発「えのしま1号」藤沢行きと、新宿07時18分発「さがみ93号」伊勢原行きです。

新宿22時台以降に出発するロマンスカーの停車駅には、新百合ヶ丘駅を追加します。また、利用率が高い「ホームウェイ25号」を10両編成に変更し、輸送力を強化します。

「ホームウェイ23、27号」では、終着の本厚木駅で接続する列車を見直すことで、小田原方面への最速到達時刻を短縮します。

小田急線の一般列車の改正内容については発表がなく、大きな変更はなさそうです。

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