「ムーンライトながら」夏の運転日数が過去最低に。2018年夏の運転日が発表

「信州」はシルバーウィーク復活

「ムーンライトながら」と「ムーンライト信州81号」の2018年夏の運転日が発表されました。「ながら」は2017年夏より7日減の23日間となり、2009年に不定期化されて以来、夏の臨時列車としては過去最低の運転日数となりました。

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「ムーンライト」2018年夏の運転日と時刻表

まずは、2018年夏の「ながら」「信州」の運転日と時刻表を見てみましょう。

2018年夏の「ムーンライトながら」の運転日と時刻表

■東京発
東京23:10→大垣05:50
7/27-8/18
合計23日間

■大垣発
大垣22:49→東京05:05
7/28-8/19
合計23日間

2018年夏の「ムーンライト信州81号」の運転日と時刻表

■新宿発
新宿23:54→白馬05:40
7/13.14.20.21
8/3.4.10.17.18
9/14.15.21.22
合計13日間

ムーンライトながら

「ながら」7日間の運転日減

「ムーンライトながら」の2017年夏の運転日は、東京発7/21-8/19の30日間でした。ところが、2018年は運転開始日が1週間繰り下がり、7月27日からとなっています。7日間の純減です。

「ムーライトながら」は、2013年以降、夏の運転日が約30日前後と安定していましたので、2018年の運転日1週間繰り下げは、ちょっと衝撃です。夏休み期間の23日間という運転日数は、「ムーンライトながら」が季節列車となった2009年以降、過去最低の運転日数です。

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「信州」も4日間減

「ムーンライト信州81号」は、2017年に比べ4日間の減少です。7月最終週の週末の運転がなく、8月上旬の平日運転もなくなりました。

かわりに、昨年なかった9月シルバーウィークの運転が復活します。2018年は9月に3連休が2回ありますが、いずれも「信州」が運転されます。「信州」のシルバーウィーク運転は2015年以来3年ぶりです。

「ムーンライト信州」も運転日数が漸減傾向が続いています。かつては8月上旬の登山シーズンピークとなる8月上旬には平日を含め毎日運転されていたのですが、2018年は休前日以外の運転がなくなりました。ただ、シルバーウィークの運転が復活したことは朗報でしょう。

「ながら」は185系10両、「信州」は189系6両で、車両はこれまで同様です。(鎌倉淳)

「ムーライトながら」の利用法などはこちら(青春18きっぷ研究所)
「ムーンライト信州」の利用法などはこちら(青春18きっぷ研究所)

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