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近鉄特急、名阪間が3980円に。格安チケット「平日お試しデジタルきっぷ」の概要

名阪ビジネス回数きっぷはどうなる?

近畿日本鉄道は、平日のオフピーク時間帯に名阪間の特急を格安で利用できる「名阪<平日お試し>特急券付きデジタルきっぷ」の発売を開始しました。名古屋~大阪間が3,980円となり、通常価格に比べて800円以上おトクになります。

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名阪間3,980円

「名阪<平日お試し>特急券付きデジタルきっぷ」は、近鉄名古屋駅と大阪難波駅などを結ぶ名阪特急で利用できる期間限定の格安チケットです。

「名阪<平日お試し>特急券付きデジタルきっぷ」の概要は以下の通りです。

■価格
3,980円(大人のみ)

■利用期間
2026年3月2日(月)~4月24日(金)の平日限定

■発売期間:2026年2月27日(金)~4月23日(木)
※乗車日の1か月前から前日まで発売(当日は購入不可)

■対象区間
近鉄名古屋 ⇔ 鶴橋、大阪上本町、近鉄日本橋、大阪難波(片道)

通常、名阪特急(レギュラー車)の運賃・料金の合計は4,790円ですので、810円(約17%)の割引となります。

名阪<平日お試し>特急券付きデジタルきっぷ
画像:近鉄

 
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日中の「ひのとり」も対象

商品名の通り、このきっぷの特徴は、対象列車が「平日の日中時間帯」に限定されている点です。

■対象列車
始発駅を平日9時30分~16時30分に発車する直通特急

■対象車両
「ひのとり」:レギュラー車両
「アーバンライナー」:レギュラー車両・デラックス車両

人気の高い「ひのとり」も利用対象に含まれています。ただし、「ひのとり」レギュラー車両や「アーバンライナー」デラックス車両を利用する場合は、別途追加料金(ひのとり特別車両料金やデラックス料金)が必要となります。

また、「ひのとり」プレミアム車両は利用できません。

近鉄特急ひのとり80000系

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デジタル限定・前日販売

「名阪<平日お試し>特急券付きデジタルきっぷ」は、近鉄のWebサイト「きんてつチケットEモール」限定発売です。駅の窓口や券売機では販売されません。

また、乗車当日の購入はできないため、前日までに決済を済ませておく必要があります。

名阪ビジネス回数きっぷはどうなる?

近鉄名阪特急の割引きっぷといえば、「名阪ビジネス回数きっぷ」のばら売りもあります。ただ、このきっぷは2026年3月末までの発売とされていて、現時点で延長は発表されていません。

名阪ビジネス回数きっぷの1枚あたり価格(約2,050円)に特急券を上乗せすると、大阪~名古屋間が3,980円です。すなわち、「名阪<平日お試し>特急券付きデジタルきっぷ」は、名阪ビジネスきっぷの1枚あたり価格と同額に設定しています。

名阪ビジネスきっぷが今後どうなるかはわかりませんが、紙の回数券が消えていくのは世の趨勢です。名阪間の特急券付きデジタルきっぷは、その代替となるのかもしれません。

ただ、利用時間を平日の9時30分~16時30分というオフピークに絞っている点や、「お試し」という名称、販売をデジタル(Eモール)に限定している点から、現時点では、新しい販売形態としての試験的な側面も強そうです。

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旅行総合研究所タビリス代表。旅行ブロガー。旅に関するテーマ全般を、事業者側ではなく旅行者側の視点で取材。著書に『鉄道未来年表』(河出書房新社)、『大人のための 青春18きっぷ 観光列車の旅』(河出書房新社)、『死ぬまでに一度は行きたい世界の遺跡』(洋泉社)など。雑誌寄稿多数。連載に「テツ旅、バス旅」(観光経済新聞)。テレビ東京「ローカル路線バス乗り継ぎの旅」ルート検証動画にも出演。