テレビ東京「ローカル路線バス乗り継ぎの旅W」の第5弾が5月10日に放送されます。リーダー髙木菜那に加え、野口啓代、雛形あきこが参加。女性3人が、和歌山県・那智の滝から、愛知県・犬山城まで、3泊4日のバス旅に挑戦します。(文中敬称略)
野口啓代、雛形あきこが登場
「ローカル路線バス乗り継ぎの旅」は、テレビ東京の人気シリーズ企画です。第3シリーズとして「ローカル路線バス乗り継ぎの旅W」が2023年7月に初放送され、毎回メンバーを入れ替えながら、これまで4回が放送されています。
その第5弾が2025年5月10日に放送されます。メンバーは髙木菜那が3回連続の出演。野口啓代と雛形あきこが初参加します。前回登場した村上茉愛とハシヤスメ・アツコは参加せず、髙木一人をレギュラーとして固定していく形が、改めて明確になりました。
設定されたお題は「和歌山県・那智の滝→愛知県・犬山城」。紀伊半島を北上していくルートです。

「土曜スペシャル ローカル路線バス乗り継ぎの旅W」第5弾 和歌山県・那智の滝→愛知県・犬山城
【放送日時】2025年5月10日(土) 18時30分~20時54分(テレビ東京系列、リアルタイム配信あり)
【出演】高木菜那、野口啓代、雛形あきこ
リーダー髙木の第3戦
「ローカル路線バス乗り継ぎの旅W」の第5弾は、第4弾から髙木以外のメンバーを入れ替えました。前回につづいて「髙木以外は入れ替え」となり、髙木をリーダとして固定し、他のメンバーを入れ替えていく形が明確になっています。
今回参加する「ゲスト」メンバーは、東京オリンピック銅メダリストのスポーツクライマー・野口啓代と、タレントの雛形あきこです。二人とも、テレ東系の「ローカル路線バスの旅」シリーズは初登場です。

沿岸ルートか内陸ルートか
気になる乗り継ぎですが、那智の滝から犬山城となると、紀伊半島を北上しなければなりません。道筋としては、沿岸ルートと内陸ルートが考えられます。
沿岸ルートには、かつて松阪熊野線「熊野古道ライン」という長距離バスがありましたが、2025年3月末で廃止されました。一方、内陸ルートには、有名な「八木新宮特急」が健在です。
視聴者としては八木新宮特急が楽しみですが、「熊野古道ライン」廃止後に紀伊半島東岸をバスで乗り継ぐとどうなるのかも、気になるところです。
テレ東が発表した番組概要では、「世界遺産を抱える紀伊半島の攻略がゴールへの大きな鍵となる難ルート」と告知しています。八木新宮特急は、奈良県を通るので大回りですし、沿岸部ルートは乗り継ぎが大変そうで、どちらを選択するかが、確かに大きなポイントになるのでしょう。
過去回が参考に?
今回の参考になりそうなのが、ローカル路線バスの旅Zの第15弾「高野口→潮岬」でしょうか。賢島、湯の峰温泉の2か所がチェックポイントになっていて、今回の紀伊半島部分と重なります。
また、オリジナルシリーズの第12弾「松阪→松本」や、Zの第6弾「奈良→飛騨高山」とは、三重県から愛知県に至る部分で重なりそうです。
つまり、過去のバス旅の事例が参考になるわけですが、数年から十年以上前のことですので、最近の事情とはだいぶ異なるでしょう。
勝ち越しか負け越しか
バス旅Wは、これまで2勝2敗の五分。髙木が参加してからは1勝1敗で、やはり五分です。今回は成功すれば勝ち越し、失敗すれば負け越しとなる、大事な回となります。
前回の姫路城→松山城では、倉敷での深夜行軍が功を奏し、午前中に余裕のゴールでした。今回も前回同様、ゴールを勝ち取ることができるのでしょうか。(鎌倉淳)