「ローカル路線バスの旅」の太川陽介と髙木菜那が、年末特番で「リレー乗り継ぎ」をおこないます。テレビ東京の「ローカル路線バス乗り継ぎの旅8時間SP」の概要が発表されました。
12月28日、29日に2夜連続放送
テレビ東京は、12月28日と29日夜に、「テレ東系 旅の日~ローカル路線バス乗り継ぎの旅8時間SP~」を2夜連続の4時間、計8時間にわたり放送すると発表しました。
「テレ東系 旅の日」の第2弾という位置づけです。「旅の日」は、2024年3月の第1弾以来、約9ヶ月ぶりの設定です。
今回のバス旅のお題は、千葉県・成田山新勝寺から青森県・龍飛崎です。これを4区間に分け、2チームが交代しながら、リレー方式でバスを乗り継ぎます。
「テレ東系 旅の日~ローカル路線バス乗り継ぎの旅8時間SP~」
【放送日時】2024年12月28、29日の各17時55分~22時10分
【放送局】テレビ東京、テレビ大阪、テレビ愛知、テレビせとうち、テレビ北海道、TVQ九州放送
【配信】「TVer」にてリアルタイム配信、「ネットもテレ東」などで見逃し配信
【出演】太川陽介、髙木菜那 ほか
「チーム太川」と「チーム高木」
両チームのリーダーを務めるのは、太川陽介と髙木菜那の二人です。
太川は、言わずと知れた「ローカル路線バス乗り継ぎの旅」シリーズでおなじみの「ミスターバス旅」。いっぽうの髙木は、スピードスケートのオリンピック金メダリストで、最近は「ローカル路線バス乗り継ぎの旅W」で株を上げています。
元祖リーダーと、売り出し中の新リーダーが競演する形です。「チーム太川」と「チーム髙木」が交互にタスキをつなぎ、4区間を駆け抜ける、計8日間のバス旅リレーです。
太川、高木インタビュー
あれ、チーム田中は…?という突っ込みはさておき、ロケはすでにおこなわれていて、1区を終えた太川は、無事、2区の高木へとバトンを渡しました。
バトンタッチのタイミングでの、インタビューが届いています。
――お互いの印象はいかがですか?
太川 大丈夫。一目見て、大丈夫だと思いました。
髙木 太川さんは、ザ・レジェンドですよ。一緒にいられる今日のうちに、「旅ロケをどう攻略していくのか」や「判断の基準」などを、できるだけ伝授していただいて、明日から生かしていきたいです。
太川 真面目だね(笑)
――太川さん、1区を終えて、いま、バトンタッチした心境は?
太川 1区では、初っぱなで「あのバスに乗ったほうが良かったんじゃないか」と、半日落ち込むほどのミスがあったんです。でも、事前に2日間でどれくらい行かなきゃいけないか考えていたところの、7割8割くらいは行けました。1区から2区にバトンタッチして、もう気が楽です(笑)。
今はもうなにもない、真っ白な気持ちなので、あとは髙木さんにおまかせ!
コツを伝授するとしたら、とにかく地図をよく見てみること。よく見て、いろんな地名を頭に入れる。そうすると、「こっちがダメでも、こっちの地名へのルートがあるかも」というのが出てくるから。
――髙木さん、バトンタッチをされた心境と、意気込みをお願いします。
髙木 バス旅といえば太川さん。その太川さんからタスキを受け取ってしまったからには、行けるところまで私も頑張らないといけません。
次にバトンタッチするとき、「ここまで来ることができました」としっかり伝えられるように、ここから2日間、チームで力を合わせて頑張ってゴールを目指したいと思います!
「仲間」は11人
各チームのメンバーについても気になりますが、明らかにされていません。
鈴木拓也プロデューサーは、「ミスターバス旅・太川さんと、バス旅Wの髙木さんが、11人の仲間と、冬の青森県龍飛崎を目指す超過酷な800キロのガチンコ旅」と説明しており、仲間は「11人」とのこと。
リーダー2人を含めれば13人ですので、1区間あたり3人以上となる計算です。
おそらくは、途中でメンバーの入れ替わりがあるのでしょう。どんなゲストが登場するのかも楽しみです。
因縁の龍飛崎
ところで、龍飛崎といえば、「ローカル路線バスの旅W第2弾」のゴールです。
このときは、赤江珠緒をリーダーに、途中、ラブホテルやスナックに泊まりながら突き進むも、道の駅での買い物が仇となり、ゴールできなかった因縁の場所です。
髙木菜那は、第2弾には参加していなかったものの、「Wチーム」の新リーダーとしては、リベンジしたいことでしょう。
太川には縁起良く
いっぽう、太川・蛭子のオリジナルシリーズでは、第6弾のゴールが龍飛崎で、無事成功しています。このときのスタートは宮城県の松島でした。
第5弾が栃木県の日光から松島で、成功しました。つまり、第5、第6弾で日光から龍飛崎まで達したことになります。
太川にとっては、龍飛崎は縁起のいい場所といえそうです。
2回分より長く
今回の成田~龍飛崎は、オリジナルシリーズ2回分より長い距離です。それを8日間で到達しようというのですから、簡単ではありません。
減便が相次ぐ近年の路線バス事情をみれば、厳しい設定にも感じられます。
ただ、オリジナルシリーズの初期は、日程に余裕がありましたので、単純な比較にはならないでしょう。
なんであれ、ローカル路線バスの旅では、おそらく史上最長となる、「800キロ超」の難コース。はたして無事にゴールできるのでしょうか。